水の怖さと楽しさを。

今日は、プール開き。
プールに水をたっぷりためて…。
11時からプール開き。
今日は、30度を超す気温。
もう、我慢が出来ない子ども達である。
でも我慢、我慢。
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しっかり注意をして、少しずつ水に慣らして…
頭をぬらして、体をぬらして。
きゃーとの声が上がる。
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さあ、遊べー。
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水の中へ。
まずは、全員がプールの中へ。
水のかけ合い。
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中には、
「かけんでー」
との泣き声。
まだまだ水が怖い?
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子ども達の歓声を聞きながら思い出す。
遠い遠い昔のこと。
まだ、学校にプールがなかった。
夏の泳ぐ場所は、緑川。
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緑川がプールの代わりであった。
夏休みは、各地区ごとに安全な場所が水泳場に決められ、
保護者が交代で監視に来ておられた。
50年以上も昔のことである。

ところが、子どもにとってその安全な場所は
楽しいけれどもおもしろくない。
緑川にはおもしろい、かつ危険な場所があった。

「しばしばね」「やまんこ」「赤岩」などと呼ばれる場所。
「蛇淵(じゃぶち)」と名付けれた底が見えず
青く、済みきった深い川の縁。
うっそうとした木々がその淵の水面に映っていた。
すいめんちかくはあたたかいが、1mも潜ると
湧き水のような冷たい水。
底に始めていったのは小学校6年生。

夏になるとその光景を思い出す。
緑川は、私たちの年齢以上のものにとっては
母なる川そのものであった。
多分、嘉島に住む人たちも
そのような思い出をもっておられることであろう。

でも、最初から緑川ではなく、年齢がすすむにつれて
泳ぐ場所が変わって緑川にすすんでいく。
緑川で泳げるのは小学校に上がってから。
緑川の横断できて初めて泳げると公言してよかった。

小さい子にとっては、家の横に流れている小さな用水路。
そこが最初のプール。
その次が、少し大きな用水路。
もちろん今のように三方コンクリートの用水路ではない。
水もきれいで、用水路でも鮎が泳いでいた。

小学校も3年生になると大井手川でのチャレンジ。
ここになると水量も増し、流れも速い。
その流れに乗って泳ぐのは本当に楽しいものであった。

そして高学年になって緑川にチャレンジ。
かっては、筏を組んで木材を流していた緑川。
今からは及ぶべきもないほどの水量で、かつ激しいものであった。
球磨川の川下りの激しい水しぶきと重なる。

その激しい水しぶきに我が身を任せて川を下っていく、
それこそ川で泳ぐ醍醐味であった。

でもどれだけ水を飲んだことだろう。
また、このまま死ぬのかなと重いながら流れに
任せていると、そのうち足が届く場所に着く。
そのような経験が水の怖さと楽しさを味わわせてくれたのだろう。

子ども達の歓声を聞きながら
ふっと遠い昔のことを思い出してしまった。


甲羅干しを終えて
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もう一度プールへ。
スミレ組。
ビキニのお嬢さんたち。
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次は、さくら組が泳ぐ。
幼稚園の先生は大変である。
子どもを背中に乗せて…。
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あれ?乗っているのはみんな男の子?
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明日から晴天の日は、水遊びである。、
by shin0710s | 2009-06-15 23:11 | Trackback

ダックス4匹の愛犬と猫1匹の動物たち。周囲約7kmの世界で見聞したことを日記風に書いています。


by shin0710s