2010年 08月 02日
幼稚園出身の子の正答率、高い傾向
データを示してある。
我が家では、長女、次女は保育園。
三女は幼稚園に通わせた。
長女、次女は、保育園に午前8時までには送り
6時頃に迎えに行っていた。
それに対して三女は、近くのおばあちゃんにお願いして、
午前9時に登園。そして午後3時に迎えに行き、
そのままそのおばあちゃんの家に預けてもらっていた。
午後6時過ぎに迎えに行っていた。
保育園のことはよく分からない。
保育参観に行ったことがなかった。
とにかく安全に預かってもらうことが
出来ればよい、そう思っていた。
ところで小学校と就学前(幼稚園・保育園)の間の段差の例として
解消すべき段差
○こどもや保護者と先生の距離が遠くなること。
○リーダーとしての活躍が認められず、何も出来ない下級生として扱われること。
乗り越えさせたい段差
○決められた席、時間割に沿って授業を受けること。
○時間を守らなければならないこと
があげられている。
先日、幼・保、小、中連携セミナーで幼稚園の状況に
ついて発表する機会を得た。
この1年4ヶ月を振り返ってみると
幼稚園の教育はすごい、と思う。
例えば、
○決められた席、時間割に沿って授業を受けること。
について幼稚園の朝の活動を見ると十分に対応できり力を
つけるようになっている。
それも時間を十分にかけて。
園児は,保護者と登園する。そして教師に子どもを手渡す。
その後制限の少ない時間のなかで,毎日繰り返す
3段階の行動を通して基本的な幼稚園の生活パターンとして
時間の過ごし方を身につけていく。
決められた生活の流れを体で覚えていくようにする。
第1段階
①自分の靴箱に靴を置く。→②タオルをかける。→③うがい用のお茶を置く。
→④鞄のチャックを閉めきれいに棚にいれ鞄の上に帽子を置く。
→⑤シール帖にシールを貼る。 →⑥連絡帳,連絡袋を決まられた場所に置く。
第2段階
①水色の帽子をかぶる。→②朝顔の水かけを親子でする。
第3段階
①体操をする→②野菜の水かけをする。(家族グループ)
体で覚えていくのである。
体で覚えたのであるから、それは十分に応用が利くはずである。
小学校の学習、生活時間に十分対応できる。
それを小学校の先生が分かっていればであるが。
ただ、我が家を見て、幼稚園保育園の大きな違いが
あるわけではない。
長女より三女が成績が良かったとはいえない。
要するに、保育所、幼稚園ではなく家庭環境が大きな比重を占めている。
幼稚園に通わせておればいいと言うことではなく、家庭教育
と関連・連動させてこそである。
当然保育園に通わせても同じことである。
就学前教育は、保護者と連携してこそ効果が上がる。
幼稚園に勤めはじめて実感している。