2010年 09月 11日
歳々年々人同じからず。
9回目の総会。
途中4年ほど離れていたので最初に事務局を担当したのは
13年前。
当時参加者は、50人ほどであった。
今年は、20人。
この中には、恩師の先生がおられる。
中学1年生の時教えていただいた先生である。
歳々年々人同じからず
の句が思い出される。
調べてみると
洛陽城東桃李の花
飛び来たり飛び去って誰が家にか落つる
洛陽の女児顔色を惜しみ
行く行く落花に逢って長く嘆息す
今年花落ちて顔色改まり
明年花開くとき復た誰か在る
己に見る松柏の摧かれて薪と為り
更に聞く桑田の変じて海と成るを
古人復た洛城の東に無し
今人還た対す落花の風
年々歳々花相似たり
歳々年々人同じからず
言を寄す全盛の紅顔子
応に憐れむべし半死の白頭翁
の有名な漢詩である。
教えていただいた当時はまだ青年教師であった。
お話をいただく。大正14年生まれである。
85歳。
戦争を体験しておられる。
矍鑠たる姿を拝見し私も元気であらねばと思う。
現職の校長先生方と話が弾む。
教育論である。
来年もこの姿にお目にかかりたいと思う。