やな開き。

昨日そして今日と「やな開き」。
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町の便りには

情緒豊かな藁葺き屋根のあずま屋で味わう鮎料理はまた格別です。
新鮮な刺身に食欲をそそる塩焼き、そして大人の味の鮎うるか。

毎年、6月1日の鮎の解禁日から11月4日まで、
やな場は甲佐ならではの味覚を楽しむ人で賑わいます。  

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竹で編んだ簀(す)に落ちてくる鮎を捕る梁漁ですが、
甲佐のやな場はもともと寛永10年(1633)に肥後藩主の細川忠利侯の命によって造られた
水田用水調節の場でした。その後、代々の藩主が毎年とれたての落ち鮎を楽しみに
ご来遊される場所として、広く知られるようになりました。
江戸時代に殿様に愛された「お梁」の風流を、豊かな緑川は現代に伝えているのです。


今日はあいにくの天気であった。
これが晴天の日ならば緑川の水の音と涼を感じながら
鮎料理に舌鼓をうつことになる。
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今度また教え子(?)たちと一緒に訪れるつもりである。
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by shin0710s | 2011-06-11 19:17 | 建物 | Trackback

ダックス4匹の愛犬と猫1匹の動物たち。周囲約7kmの世界で見聞したことを日記風に書いています。


by shin0710s