2005年 10月 25日
ハウステンボスへ(修学旅行その3)
昨夜は、ドアの開閉が何度あったことだろう。
朝食時、子どもたちの顔を見ると、目がどよ~ん。
睡眠不足である。
ハウステンボスへ。7:40出発。
長崎市から佐世保まで2時間余。
静かな車内である。熟睡している子どもたち。
そういう私もまた今日も船をこいでいる。
ハウステンボス着。今から4時間。
子どもたちは、それぞれ班毎に活動開始。
事前に計画表を作っている。
私は、電動自転車を借りて動き回ることにする。
先に行った隣の学校長から、絶対電動自転車が
おすすめとの助言に従って。
我慢できない子どもたちは、解散の声と共に
蜘蛛の子を散らすように消えてしまう。
軽い、こりゃ楽!
電動自転車がこんなに楽であるとは。
ハウステンボスは、花の世界である。そして煉瓦の世界でもある。
オランダの町並みや風車をイメージしてあるという。
その是非は別において、せっかくであるから、この街を楽しむことにする。
デジカメでまずは、花を撮る。
花には詳しくないが、コスモスや、
曰く因縁付きの
「アキランサス」だけはわかる。
ひまわり、コスモス、ダリア、そしてバラ。
更に風車のある風景。広がる花壇。
そして東シナ海に浮かぶ帆船。
これがオランダの絵はがき的な街並みであろう。
煉瓦作りの洋館が建ち並ぶ。
錦秋の紅葉した木々の葉が風にそよぐ。
運河には、ヨットや遊覧船が浮かぶ。
ここには、私たち日本人の生活のにおいがない。
生活の息吹が感じられない。
毎日暮らすには、厳しすぎるのかもしれない。
どうしても生活臭があるところが私は落ち着く。
清潔な場所、機能的な場所等は、息苦しくなってくる。
帰るべき家があるからこそ、このハウステンボスが楽しめるのであろう。
帰路は、陸路。ガイドさんの提供するゲームに興じるのは、
少数の子どもたち。そしてひたすら眠りにふけるのは、
大多数の子どもたちであった。
そして私はまたも、熟睡。
こうして1泊2日修学旅行が無事に終わる。