同窓会案内。

初任の時担任した子どもから同窓会の案内が届く。
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返事を書き送る。

うれしいお便りありがとうございます。
ぜひともと思ったのですが、当日は、本町の中学校卒業式。
残念ながら出席できません。
50歳近くになったみんなに会いたいのですが。
私の中で有一朗は、小学生のままです。
 初任の私にとって、この小学校4年生の学級はその後の教師生活の原点であり
支えとなってきました。
新採教師で未熟だった私をよくぞ当時の保護者が見守ってくれたと感謝しています。
とにかく、楽しかった。よく遊んだと思っています。
子どもたちに上着をはぎ取られ、運動場を走り回った場面が今も残っています。
今も筆無精の私がはじめて担任した子どもたち(?)との賀状だけですが交流が続いています。

6年生の時、長女の誕生祝いに泰造といっしょに鈴蘭台まで来てくれたこと。
運動場で100mを競争し、僅差で私が負けたこと。
お母さんが運動場でビーチバレーをしていたことなど次々に思い浮かびます。
毎日が新鮮だったのでしょうね。

その後も子どもと遊ぶことが子どもを知ることにつながり
信頼関係を醸成してくれると信じて教師生活を続けてきました。
   
市議会議員になったことには、驚きでした
高校から早稲田大学に行き国会議員の秘書をしているとはがきで教えてもらっていましたが…。
そして今は、県議会議員なのですね。すばらしいなあ、と感動しています。
4年生の頃の有一朗を思い出すとき、その片鱗があったような気がします。
とにかく私の目から見たら「お節介」? 
クラスの中で子どもたちが頭をつきあわせて話をしていると必ず
「何、何…。どうしたん?」と首を突っ込んでいっていた姿を思い出します。

私の教師生活の最後は、故郷の母校の中学校で終わりました。
3年前です。その後2年間幼稚園へ。
そして昨年4月から町の教育委員会の仕事をしています。

この町で生まれて良かった、学んで良かったと子どもたちが、
そして保護者が思ってくれるような教育をと思っているところです。
とりとめもないことを書きつづりました。
いつの日か成長した有一朗に会いたいと思っています。
               合 掌   Shinsyo


今あの4年生の「ごんた」達はどう成長しているのだろうか。
by shin0710s | 2012-02-28 21:35 | 学校 | Trackback

ダックス4匹の愛犬と猫1匹の動物たち。周囲約7kmの世界で見聞したことを日記風に書いています。


by shin0710s