にぎやかな声が…

窓を開けて運転していたら、幼い子どもの声が
聞こえてきた。
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見ると近くの保育園の子どもたち。
「こんにちは」
とあいさつをすると
口々に、明るく元気な
「こんにちは、こんにちは…」の声が返ってくる。
それだけでうれしくなる。
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車を止めて子どもたちに近づく。
「ほら、見て見て、蟹さんだよ」
見ると小さな沢ガニ。
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手の上に載せて大喜びをしている。
この場所は、沢ガニがたくさんいる。近くの小学校からも
生活科の授業でここに出かけてきている。
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今晴れの日が続いており用水路の水も制限されているので
水が汚れている。
もう少ししたらたくさんの水が流れ出し多くの水生昆虫が
動き出す。
沢ガニ、カエル、イモリ、メダカ、フナ時にはヒルなどもいる。


図鑑やDVD等ではなく実際に手で触れることができる。
私の世代では当たり前のことであったが、今は保育園や学校でないと
そのような経験をすることができない。

在るだけでは気づかない、というよりも在っても気づくことのない
子どもたちの日常生活である。
実際に手で触れることができてこそ、いのちを感じることができる。
命の尊さを語る前に自然界の営みに出会う機会を作ることが大人の使命であろう。
by shin0710s | 2013-05-16 15:52 | 幼子 | Trackback

ダックス4匹の愛犬と猫1匹の動物たち。周囲約7kmの世界で見聞したことを日記風に書いています。


by shin0710s