稲刈りが始まる。

通勤途上の田んぼがすっかり黄金色となっている。
稲穂もずいぶん重そうにたれている。
町の脊山の麓げは、赤い稲刈りの耕耘機が動き始めた。
いよいよ本町でも稲刈りが始まる。

稲の黄金色とコンバインの朱色は、豊作を思わせるような
明るい色合いである。

よく見るとコンバインで稲刈りをしているのは二人。
更によく見るとずいぶんお年寄りである。
稲刈りは村総出で力を合わせる大変な作業であった。
だからこそ、秋は五穀豊穣を祝う鎮守の森のお祭りがあった。

今日は、月曜日。
農業をする人は、お年寄りが多い。
休日ならば若い人が稲刈りをしているの姿を見るのであるが。
稲刈りが始まる。_e0056537_16582075.jpg


コンバインがあればそれほど人で入らない。
運転できる人がいれば数人で、場合によっては一人でもできそうである。

ところで平日の稲刈りの様子を見るとお年寄りが本当におおい。
米作りはかってさんちゃん農業と言われていた。
今はどうであろうか。
三ちゃんではなく、おじいちゃんとおばあちゃんの仕事となっている。
そしてそこには立派なコンバインが動いている。
農機具の発達は、作業の効率化を負担を大きく減らしてきている。

このことは、すばらしいことではあるが、大規模農業への道筋を
狭くしているようにも思える。

農機具の発達が、農業の大規模化には向かわずに小規模農業を
支える力になっている。
この問題はなかなか複雑である。
by shin0710s | 2013-09-30 16:58 | その他 | Trackback

ダックス4匹の愛犬と猫1匹の動物たち。周囲約7kmの世界で見聞したことを日記風に書いています。


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