山に登ろうか?

トロッコ鉄橋を見てまだ時間に余裕があったので
亀甲山福城寺へ。
福城寺は、甲佐岳の中腹にある。
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山門に向かう。
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マーサが一番乗り?
といってもいつものようにワン公と二人?である。
福城寺は天台宗のお寺である。
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当寺は標高七五三米の甲佐岳の八合目に有る。頂上に吉見神社を祀る。甲佐大明神の神宮寺として湛西上人の開基なり。その後一時中絶したのを平重盛が再興し五穀豊穣と天下安穏を祈願したと言ふ。寺伝には五十二代嵯峨天皇の弘仁二年「八一一」湛西上人の開基とある。甲佐岳山中には当時十六坊を有し近郷の祈願信仰の中心をなしたといわれている。天正年間の兵火によって焼滅し福城寺のみが遠方の奥の院の為難をのがれたと言い現在に至っておる。本堂の外馬頭観音堂、山王社仁王門、鐘楼有り。平成五年より一五年迄に鐘堂、仁王門、山王堂を新築檀信徒の方々の暖い信仰の心に感謝しております。肥後三十三番霊場の第四番札所

境内には大きな銀杏。
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本堂が木立の間に。
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ご詠歌。
かけまくもかしこき法の甲佐岳大慈大悲のかけあらたなり

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境内には、馬頭観音堂がある。
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私の子どもの頃は、農家には牛や馬が飼われていた。
1月18日は甲佐岳まつりである。
この馬頭観音さまに家畜を飼っている農家の方がお参り
をされていた。
最近は家に家畜を飼っているところが少なくなり
あまり賑わいはないことであろう。
昔の農家はほとんど自宅に牛、馬を飼っていたので
この日はとても甲佐岳の祭りに出かける人が多かった。

ちなみに馬頭観音とは、
ヒンドゥー教の最高神・ビシュヌが馬の頭に変化して敵を倒したとされる神話を起源とされる。
他の観音様が女性的な美しい表情であることが多いが、馬頭観音は怒りの憤怒の形相で表され、馬頭明王と呼ばれることもある。怒りの激しさによって苦悩や諸悪を粉砕し、馬が草を食べるように煩悩を食べ尽くし災難を取り除くとされる。
六観音の一つに数えられ、畜生道に迷う人々を救済する。また、家畜の安全と健康を祈ったり、旅の道中を守る観音様として信仰され、道端に石の馬頭観音象が置かれたりもした。昔は馬は武家も農民も生活の一部となっており、馬を供養する仏としても信仰された。


さて、マーサは?
パパさん行くよー。
どうやら甲佐岳に登るつもりらしい。
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ごめん、今日は登る準備ができていない。
水もないし、おにぎりもない。
ちょっと無理。
by shin0710s | 2014-02-02 14:33 | | Trackback

ダックス4匹の愛犬と猫1匹の動物たち。周囲約7kmの世界で見聞したことを日記風に書いています。


by shin0710s