2006年 01月 06日
雪のやむ間に散歩へ
降る雪に見とれてしまう。
南国の住人なればこその雪に対する
憧憬である。
しばらくすると小降りになる。
そこで、今日は明るいうちに散歩へ。
見慣れたはずの脊山であるが、
雪をちりばめた姿は、美しい。
5匹をつれて歩く。
県道沿いを歩くと、助手席の人が
必ずと、私たちの姿を見る。
小さな犬5匹連れているのである、
目立たぬはずがないのだが。
ただ、見ている人のほとんどが、笑みを浮かべる。
たぶん私も逆の立場だったら、
きっと、笑顔で見送るだろう。
動物には心を和ませるものがある。
子犬は、「可愛い光線」を出すと聞いたことがあるが、
小さな犬たちが徒党を組んでいたら、
柔和な心になり、笑顔がでてくるにちがいない。
子どもの人口よりペットの数が多いと本日の新聞にでている。
そうかもしれない。
我が家に5匹いるのだから。
私の村には、ほとんどの家に犬がいる。
村の人口より、犬の数が多い。
実のところは、過疎により子どもの数が減り
ほとんどの家が70歳以上の住人である。
犬でもおれば、あるいは、犬さえおればなのかは
わからないけど、私の村は犬が多い。
それにしても、このような日に散歩に行くと、
ダックスたちはずぶぬれの姿となる。
もちろんコウメはまるでどぶネズミである。
このときダックスは、お腹が泥だらけになっている。
足が短いので泥水がつく。
家に帰ったらお風呂にはいるしかない。
散歩だけでは終わらず、風呂に入れるのも
私の仕事である。
少し夕日がでてきた。
山の端がところどこら朱色に変わる。
今日の夜は冷え込むに違いない。