雪のやむ間に散歩へ

突然雪が降り始めた。
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降る雪に見とれてしまう。
南国の住人なればこその雪に対する
憧憬である。
しばらくすると小降りになる。
そこで、今日は明るいうちに散歩へ。
見慣れたはずの脊山であるが、
雪をちりばめた姿は、美しい。
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5匹をつれて歩く。
県道沿いを歩くと、助手席の人が
必ずと、私たちの姿を見る。
小さな犬5匹連れているのである、
目立たぬはずがないのだが。
ただ、見ている人のほとんどが、笑みを浮かべる。
たぶん私も逆の立場だったら、
きっと、笑顔で見送るだろう。

動物には心を和ませるものがある。
子犬は、「可愛い光線」を出すと聞いたことがあるが、
小さな犬たちが徒党を組んでいたら、
柔和な心になり、笑顔がでてくるにちがいない。
子どもの人口よりペットの数が多いと本日の新聞にでている。
そうかもしれない。
我が家に5匹いるのだから。
私の村には、ほとんどの家に犬がいる。
村の人口より、犬の数が多い。

実のところは、過疎により子どもの数が減り
ほとんどの家が70歳以上の住人である。
犬でもおれば、あるいは、犬さえおればなのかは
わからないけど、私の村は犬が多い。

それにしても、このような日に散歩に行くと、
ダックスたちはずぶぬれの姿となる。
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もちろんコウメはまるでどぶネズミである。
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このときダックスは、お腹が泥だらけになっている。
足が短いので泥水がつく。
家に帰ったらお風呂にはいるしかない。
散歩だけでは終わらず、風呂に入れるのも
私の仕事である。

少し夕日がでてきた。
山の端がところどこら朱色に変わる。
今日の夜は冷え込むに違いない。
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by shin0710s | 2006-01-06 19:44 | Trackback

ダックス4匹の愛犬と猫1匹の動物たち。周囲約7kmの世界で見聞したことを日記風に書いています。


by shin0710s