御正忌報恩講二日目。

本町は過疎の町である。
高齢者の夫婦二人あるいは一人暮らしの家庭もかなりの数に上る。
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正法寺では、ここ数年お葬式が多い。
そのことはそのまま、御門徒の戸数が減ることになる。
私の子どもの頃、半世紀以上昔であるが、当時は、
御正忌は1週間ほど続いていた。
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それが、今年は二日である。
昨日と同じように午前10時勤行が始まる。
本日は、弟住職の導師のもと正信偈のお勤めである。
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今日のお説教は、弟がすると思っていたら…
私が昨日に続いての話をすることになっていた。
慌てて本堂に向かう。
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御門徒の方々は、まだ始まらないのか?といった顔。
汗が噴くだす。

時間が差し迫っていたのでちょっと端折ってしまった。
それでも、今私自身が求めている私の在り方についての
話になっていく。
私の場合、人前でお話をするのは、私自身の姿を
述べていくことになる。
まして、御正忌である。
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小一時間のお話を終えるとお斎きとなる。
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正法寺のお斎きはとても美味しいとの評判を打っている。
手作りの精進料理である。
椎茸、にんじんがたっぷり入っている。
私には、ちょっとつらい?

庫裏の台所で料理を作ってくださった皆さんと午後2時過ぎから食事。
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御正忌は、料理を準備から進めてきた、女性の方々がおられなければ
とてもできない。
お疲れ様でした。ありがとうございます。
by shin0710s | 2016-01-12 19:48 | | Trackback

ダックス4匹の愛犬と猫1匹の動物たち。周囲約7kmの世界で見聞したことを日記風に書いています。


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