2016年 01月 12日
御正忌報恩講二日目。
高齢者の夫婦二人あるいは一人暮らしの家庭もかなりの数に上る。
正法寺では、ここ数年お葬式が多い。
そのことはそのまま、御門徒の戸数が減ることになる。
私の子どもの頃、半世紀以上昔であるが、当時は、
御正忌は1週間ほど続いていた。
それが、今年は二日である。
昨日と同じように午前10時勤行が始まる。
本日は、弟住職の導師のもと正信偈のお勤めである。
今日のお説教は、弟がすると思っていたら…
私が昨日に続いての話をすることになっていた。
慌てて本堂に向かう。
御門徒の方々は、まだ始まらないのか?といった顔。
汗が噴くだす。
時間が差し迫っていたのでちょっと端折ってしまった。
それでも、今私自身が求めている私の在り方についての
話になっていく。
私の場合、人前でお話をするのは、私自身の姿を
述べていくことになる。
まして、御正忌である。
小一時間のお話を終えるとお斎きとなる。
正法寺のお斎きはとても美味しいとの評判を打っている。
手作りの精進料理である。
椎茸、にんじんがたっぷり入っている。
私には、ちょっとつらい?
庫裏の台所で料理を作ってくださった皆さんと午後2時過ぎから食事。
御正忌は、料理を準備から進めてきた、女性の方々がおられなければ
とてもできない。
お疲れ様でした。ありがとうございます。