2016年 11月 04日
閉校になった学校に。
静かな山間の小学校である。
校舎を見ると子どもの声が聞こえてきそうである。
校庭には、遊具がさびている。
この遊具で遊んだ子どもたちは巣立っていった。
百葉箱は朽ちている。
ただせっかくこのような建物があるのだから
活用しない手はない。
NPO法人や地域の人々はいろいろな取り組みをしている。
今日から私も町の文化財保護委員となる。
そこで、町中にあった民俗文化財をここに運び込み
多くの人の目に触れさせたい。
また町内の子どもたちの学習の場にしたい。
そんな思いをもって今日は文化財の整理を始める。
今まで町中にあった建物が地震のより使えない状況になったのも
その理由であるが。
何よりも町内の子どもたちの声が響く学校にしたい。
そうすればどんなに過去の校舎も喜ぶことだろう。
校庭の銀杏の葉が少し黄ばみ始めた
もう少ししたら黄金色の姿を見せてくれるだろう。