2017年 02月 01日
音頭司とは?
チョコマミーは庭石の上。
「出かけるか?」
明治30年(1897)78歳で亡くなった松本新兵衛氏が「土突き」音頭司をしたと伝えられています。
その弟子たちは、御船町、甲佐町、砥用町に56人いました。住家を新築する際、建築業者が請け負うようになった
事もあり、土突きが少なくなり、昭和40年頃から途絶えました。
「土突き」は長さ約5m、重さ200kg,カシの柱を結んだ縄で引き上げ地面をたたき固めます。
その際、音頭をとる人が「東西南北」と清めた所などはかけ声をかけ、縄の持ち手は
「ヨイヨイヨイトナ」と気合いを入れます。(甲佐町の文化財第1集)