2006年 01月 24日
先生も、走るんですか?
昨日は、5・6年生と一緒に3km余。
途中で何度やめようと思ったが、
6年生の
「先生、リズムを取って走ると楽ですよ」
「先生、一緒に走ってやりましょうか」
いたわりの言葉に、ここで投げ出すのはちょっと恥ずかしい。
ということで頑張り完走。
思った通り今日は、筋肉痛。
今日は晴天。
杉の木立から見上げる空が美しい。
外を見ると、1・2年生走っている。
見ると全力疾走。持久走ではない。
持っている力を出し切って走る。
幼い子にとって歩くというのは難しいのかもしれない。
でも、中にはゆっくりゆっくり走る子ども達。
そうだな、やっぱり走らないと。
そこで、今日は、3・4年と一緒に。
「えっ、走るんですか?」
「走れるんですか?」
3年生は、9歳か10歳。
私は、57歳。
う~ん、やっぱりおじいちゃんなんだろうな。
実際、同級生は、すでにお祖父ちゃんお祖母ちゃんになっているし、
小学生の孫がいる。
やはり、57歳は、老人なのであろう。自覚しなければ。
校門を出て左折。なだらかな上り坂になる。
正面には、甲佐岳が。
やはり、気持ちはいい、冷たい風で鼻先が痛くなるものの。
上り坂がだらだらと続く。
ここがつらい。もう歩こうかとつい弱音が。
「先生、速い」
「先生、元気ですね」
「はい、ありがとう」
ほめられているような、慰められているような変な感じである。
更に、走るとやっと下り坂。
そこへ、地域の方が
「先生、走りおんなはっですね、若っかー」
疲れた耳には、「若っかー」が「バカカー」と聞こえる。
本当はその元気もないのだけど、愛想笑いと
から元気で
「自分の健康のため走ってま~す」
と。本当は、話しかけんでくれ、と言いたいのだが。
とはいうものの、今日も無事何とか完走できた。
担任の先生が、
「はい、校長先生よく走れました。16位です」
子ども達が、
「先生、何位?」
「16位、はやかー、30人もおるんですよ」
慰めか、でも、ありがとう。
ただ、その後がいけない。
子ども達は、走り終わると給食の準備。
私はと言うと、椅子にダウン。回復力が違う。
でもちょっと自信を持った。まだ走れる。
明日もまた走ろうかな。