卒業式、涙のオンパレード?

庭の一角に花を咲かせている。
「貝母」 (ばいも) 編笠百合とも呼ばれる
茶花と教えてもらった。
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我が家には、ずいぶんと茶花が植えてある。
これらは大きくなるのも多く、
ついには根こそぎ抜いていしまったものもある。
時計草がそれである。

今日は、4月中旬の暖かさだという。
半袖で過ごせるほどであった。
本日は町内の中学校卒業式。

学校の代表として出席する。
卒業生108名。
5つの小学校から集まってきている。
卒業生の中には、以前つとめていた
小学校の子供たちがいる。
当時4年生。
それが中学卒業である。

その子達の成長に時の速さを思う。
あんなに心配させた子が、私を見てにっこり笑う。
うれしくなって式の途中であったが手を振る。
校長室に引っ張っていってずいぶん怒ったことを思い出す。

式は、厳粛な中に進んでいく。
そして送辞。
女生徒が在校生を代表者し送辞を読む。
ところが、最初から泣きながらの送辞となった。
感極まって声がとぎれがちになる。
卒業生もその声に引きずられるように
涙を流す。
途中から何とか立ち直り、良く通る声で
終えることができた。
そして、答辞。
こちらは男子生徒。
なんと、こちらも最初から涙を流し
嗚咽をこらえて答辞を読む。
なんと言っているかわからない。

最近の中学生は、感情をコントロールできないのか、
と思ってしまう。
もっとしっかりしろ、と怒鳴りたくなってしまった。
卒業は旅立ち、
胸を張って涙をこらえて歩き出す姿を見たい。
しかし、この生徒達も私たちの小学校から送りだした
子供たちである。
すばらしい中学校生活であったから、それを思い出すと
涙が止まらなくなる、と言うのもわからぬではない。
しかし、と思う。
そう簡単に涙を見せるな、感情をさらけ出すな、と。

朝から少しの時間をコウメと、チマリに使う。
コウメをつれて少し歩く。
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散歩がいいなあ、行きたいなあ、とチマリが訴える。
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by shin0710s | 2006-03-11 22:48 | Trackback

ダックス4匹の愛犬と猫1匹の動物たち。周囲約7kmの世界で見聞したことを日記風に書いています。


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