2006年 04月 11日
入学式、きんちょうしてる?してないよ。
学校の周りには、春の花が次々とその姿を現す。
「シャガ」の花が夢幻の世界を開く。
までは、咲いていると流し見ていたのだが。
境内には、ツツジとカエデ。
カエデの濃い朱色が季節を惑わす。
この朱色が、徐々に緑に変わっていく不思議さ
を味わうことができる。
10時より入学式。
本年度24名の新入生。
卒園式で見た顔とは異なる。
何か幼く見えてしまう。
卒園式では、年長児であったのが、小学校では
一番下になるからであろう。
・・・皆さんは今日からいよいよ本校の一年生です。
この小学校から今まで3707人の卒業生が、巣立っていっています。
その中には、皆さんのお父さんお母さんおじいちゃんおばあちゃんがおられると思います。
みなさんも今日からその仲間入りですよ。
校門を入って気が付きましたか。学校に多くの花が咲いています。
桜草やノースポール、そしチューリップ、パンジー。
皆さんの今日の姿はチューリップの歌のようですね。
「赤、白、黄色、どの花見てももきれいだな。」
顔や声は違っていても皆さんの瞳がきらきら輝いています。
それでは、校長先生から21名の新入生の皆さんに三つのことをお話したいと思います。
それは、「あいさつ」「べんきょう」「ともだち」です。
一つ目は「あいさつ」、大きな声であいさつができるようになりましょう。
先生やお友達、出会った方に、「おはようございます、こんにちは、さようなら」
言えるようになりましょう。
二つ目は、「べんきょう」を頑張る子にです。
そのためにお話が聞ける子になりましよう。
お話をしている方の目を見て聞くことはとっても大事なことです。
今の皆さんのように。
三つめは、「ともだち」。お友達と仲良くしましょう。
お友達と助け合い、競い合い、励まし合って、
学校が大好きになってほしいなあと思います。
ところで、みなさんの横でほら、一時も目を離さないでいる先生がいらっしゃるでしょう。
受け持ちの梅本先生です。先生のお話をしっかり聞いて勉強しましよう。
先生はとっても明るく元気で、いろいろなことを教えたり、遊んだりしてくれます。山や川にたくさん遊びに行けます。きっと皆さんも梅本先生が大好きになると思いますよ・・・
と新入生に話をしていく。緊張してるのかしっかり目を開けている。
3月まで1年生だった2年生が大きく見える。
子どもの成長は、本当に早い。それに負けないように私たちも
気分だけでも若くありたいと思う。
若さとは、未熟であるとの自覚である。
未熟である、と常に学ぶ姿勢を持っていたい。
ところで本校は新入生より来賓が多い。
それだけ、地域の方々が子ども達を大切にしているのである。
町の助役、議員、区長、民生委員さん方が出席しておられる。
子ども達の願いと保護者や地域の期待に応える学校でありたい。
夕方も雨。
チマリが訴える。
「昨日、散歩がなかったです」
「今日はありますよね」
「雨くらい我慢できます」
「ね、散歩をお願いします」