ジベタリアンにはなって欲しくない

笑顔で登校する子を見るのはうれしい。
その笑顔と挨拶は、元気の素になる。
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月曜日。下を向いて歩く子がいつもより多い。
「おはようございます」
と大きな声を送る。
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実は、朝からジベタリアンのこどもたちに出会う。
朝のシャトルバスを待つ子どもたち。
道の縁石にずらーっと座っている。
1年生から6年生まで。
「おはよーほら立ってー」
と声掛けをしてきたが。

午後から、生徒指導連絡会に出る。
各学校からの報告の後、駐在所から
本町の子どもたちの現状について話をされた。

「夏休みは、特に問題もありませんでした」
そして、続けられる。
「夏休みの問題は、夏休み明けです」
と。今からが多くの問題事象が起こるというのである。
確かに自由に過ごしてきたのが、急に規則正しい生活になる。
そのギャップで躓いてしまう子が出てくる。

子どもたちから目を離さないようにしておきたい。
「別のことですが・・・」
「高校前のコンビニ。そこに座り込んでいる女子高生がいます」
「交通事故の元です、ぜひやめさせるよう指導お願いします」

本人達は、下着の上に体操服を着ているので、
スカートがめくれようが、広がろうが気にならないらしい。
ところが、ドライバーは、つい目がいってしまう。
もちろん男であるが。

それに、宮台真司の言葉ではないが、
「なかま以外はみな風景」
と見なしているようである。
だらか、大人の非難の目など全然意に介しない。

この姿から、本校の子どもたちに
「恥ずかしい」と言う文化をきちんと伝えたいと思う。
「恥ずかしさを知る」事は誇りを持つことであり、
矜恃をたもつことであろう。

家に帰ると、サクラのお迎え。
「座ってー」
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「横を向いてー」
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さて、散歩に出かけようか。
by shin0710s | 2006-09-04 18:01 | Trackback

ダックス4匹の愛犬と猫1匹の動物たち。周囲約7kmの世界で見聞したことを日記風に書いています。


by shin0710s