2006年 09月 13日
学校は、地域の心の拠り所
小さな花が雨に濡れている。
今日は、運動場での練習はない。
ところで学校は、その地域の一番恵まれた場所にある。
立地条件がいいのである。
本校もその例に漏れない。
本校区の大地の上にそびえ立っている。
校歌にも
「甲佐の山なみ雲はるか
緑の川は末遠く
大地に立てば胸は鳴る…」
と歌われている。
今日の委員会からの通知文に
「学校に設置している石碑の調査について」
があった。要するに、ある学校で石碑が倒れ
児童がけがをする事故が起こったのである。
早急に調査し、善処するようにと言うのである。
早速、学校の周りを歩く。
一応見当はついているものの丁寧に見て触って、更に押して
調べる。
卒業記念の児童像。
庭石。そしてブランコや登り棒等の遊具。
更に、地域文化の象徴としての
こんもりとした樹木園。
そこには、記念碑が並んでいる。
それも三基。
それぞれが村の歴史であり、そこに村の人々の
思いが込められている。
日露戦争の戦死者を悼む碑である。
1904年から1905年であるから100年前になる。
きれいに掃除がなされ、献花がなされていた。
これらの碑には多くの人の名が記されている。
大事にしておられる様子が窺える。
何一つ危ない箇所はなく、
むしろ村の人々の願いを知ることが出来た。
雨、でも今日は散歩だよ。
チマリが疑わしそうに見る。
ほんと?
その横では、ユーリが優しいまなざしで私を見ている。
どうしたのかな?
今日は、散歩今から行くよ。