2006年 11月 10日
国語集会、北原白秋の「まつり」を発表する
「祭りだ、わっしょぃ・・・」
その声が日々勢いが出てくる。
そして、今日の国語集会で発表。
お祭り
北原白秋
わつしよい わつしよい
わつしよい わつしよい
祭だ 祭だ
背中に花笠
胸には腹掛
向ふ鉢巻 そろひの半被で
わつしよい わつしよい
わつしよい わつしよい
わつしよい わつしよい
神輿だ 神輿だ
神輿のお練だ
山椒は粒でも ピリツと辛いぞ
これでも勇みの山王の氏子だ
わつしよい わつしよい
わつしよい わつしよい
わつしよい わつしよい
眞赤だ 眞赤だ 夕焼小焼だ
しつかり擔だ
明日も天氣だ
そら 揉め 揉め 揉め
わつしよい わつしよい
わつしよい わつしよい
わつしよい わつしよい
俺らの神輿だ 死んでも離すな
泣蟲やすつ飛べ 差上げて廻した
揉め 揉め 揉め 揉め
わつしよい わつしよい
わつしよい わつしよい
わつしよい わつしよい
廻すぞ 廻すぞ
金魚屋も逃げろ 鬼灯屋も逃げろ
ぶつかつたつても知らぬぞ
そら退け 退け 退け
わつしよい わつしよい
わつしよい わつしよい
わつしよい わつしよい
子供の祭だ 祭だ 祭だ
提灯點けろ
御神燈献げろ
十五夜お月樣まんまるだ
わつしよい わつしよい
わつしよい わつしよい
わつしよい わつしよい
あの聲何處だ
あの笛何だ
あつちも祭だ こつちも祭だ
そら 揉め 揉め 揉め
わつしよい わつしよい
わつしよい わつしよい
わつしよい わつしよい
祭だ 祭だ
山王の祭だ 子供の祭だ
お月樣紅いぞ 御神燈も紅いぞ
そら 揉め 揉め 揉め
わつしよい わつしよい
わつしよい わつしよい
わつしよい わつしよい
それぞれの学年が分担し声を出す。
学級でそれぞれの子どもが分担する。
体育館で151人が暗唱。
力強さ、リズム、間と音読の次々の要素が現れている。
最後の「わっしょい」が終わった。
沈黙の時間。その静寂もまた音読の場面である。
余韻のすばらしさを味わうことができる。
今日が第2回目の声あわせ。
子どもである。
じっとしていることが難しい。
手がもじもじと動く。足が動く。
頭が動く。
ここを我慢してみんなで作る群読「祭り」にしたい。
発表まで3日。楽しみである。
コウメはミニチュアダックスフンド。
スムースではない。
しかし毛は薄い。
だからショートヘアーのダックスフンドである。