2007年 01月 09日
今日は始業式、将来の夢は?
いつもより早めに学校に行き子ども達を迎える。
子ども達は、笑顔がいっぱいである。
あいさつが校舎に響き渡る。
始業式の日は、学校の実質的な始まりの日。
新年のあいさつを兼ねることになる。
8時30分。職員朝会。
先生方にあいさつをする。
「先生方の将来の夢は何ですか?」
と問いかける。
実は、昨年2年生から、
「校長先生の将来の夢は何ですか?」
と尋ねられ、うっと詰まったことがあった。
そう、幾つになっても将来の夢を語ることができる
私でありたいと思う。
なりたい私に向かって一歩ずつ歩んでいくことを
幾つになっても語ることができることはすばらしいことである。
つい、将来の夢を子どもに託してしまいがちなのだが。
誰かのために生きるのではなく、私のために生きることも大事である。
それが、結果的に人に役に立つならば
なんとすばらしいことであろうかと思う。
転入生2人。姉弟である。
緊張している様子がわかる。
宮崎市の小学校から。
楽しい学校生活を送って欲しい。
8時55分より始業式。
一昨日、我が家の庭に「うり坊」が出現している。
カメラがなかったので撮れなかったのだけど、
子ども達は「うり坊」といってもわからない。
学校の近くには「うり坊」の親がずいぶん生息している。
イノシシ除けの柵が作ってある。
平成19年、2007年、亥年など色々な呼び方があることも
話の中に入れる。
そして、ある登校班では、ボランティアの方が一緒だったと。
多くの人がみんなを見守っている、応援していることも。
そして目標を持とう、と話をする。
「欠席をしない」そのために早寝早起きをする。
「忘れ物をしない」そのために前の日に準備をする。
「日記をつける」「本を読む」「手伝いをする」
など大きな目標ではないが、毎日続けることで
大きな力となることを伝える。
我が家の玄関に大きな額がある。
そこには
「和顔愛語」と揮毫されている。
数年前に亡くなられた工藤義修先生、95歳の書である。
和顔愛語には深い意味があるけど、
子ども達には、「ありがとう」と受け止めて欲しいと思う。
式の終わりは、校歌である。
大きな声で、弾むように歌う子ども達である。
さあ、3学期が始まった。