今日は始業式、将来の夢は?

甲佐岳にかかる雲も少しずつ太陽に道をあける。
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いつもより早めに学校に行き子ども達を迎える。
子ども達は、笑顔がいっぱいである。
あいさつが校舎に響き渡る。
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始業式の日は、学校の実質的な始まりの日。
新年のあいさつを兼ねることになる。

8時30分。職員朝会。
先生方にあいさつをする。
「先生方の将来の夢は何ですか?」
と問いかける。
実は、昨年2年生から、
「校長先生の将来の夢は何ですか?」
と尋ねられ、うっと詰まったことがあった。
そう、幾つになっても将来の夢を語ることができる
私でありたいと思う。
なりたい私に向かって一歩ずつ歩んでいくことを
幾つになっても語ることができることはすばらしいことである。
つい、将来の夢を子どもに託してしまいがちなのだが。
誰かのために生きるのではなく、私のために生きることも大事である。
それが、結果的に人に役に立つならば
なんとすばらしいことであろうかと思う。

転入生2人。姉弟である。
緊張している様子がわかる。
宮崎市の小学校から。
楽しい学校生活を送って欲しい。

8時55分より始業式。
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一昨日、我が家の庭に「うり坊」が出現している。
カメラがなかったので撮れなかったのだけど、
子ども達は「うり坊」といってもわからない。
学校の近くには「うり坊」の親がずいぶん生息している。
イノシシ除けの柵が作ってある。
平成19年、2007年、亥年など色々な呼び方があることも
話の中に入れる。

そして、ある登校班では、ボランティアの方が一緒だったと。
多くの人がみんなを見守っている、応援していることも。
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そして目標を持とう、と話をする。
「欠席をしない」そのために早寝早起きをする。
「忘れ物をしない」そのために前の日に準備をする。
「日記をつける」「本を読む」「手伝いをする」
など大きな目標ではないが、毎日続けることで
大きな力となることを伝える。

我が家の玄関に大きな額がある。
そこには
「和顔愛語」と揮毫されている。
数年前に亡くなられた工藤義修先生、95歳の書である。
和顔愛語には深い意味があるけど、
子ども達には、「ありがとう」と受け止めて欲しいと思う。
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式の終わりは、校歌である。
大きな声で、弾むように歌う子ども達である。

さあ、3学期が始まった。
by shin0710s | 2007-01-09 22:00 | Trackback

ダックス4匹の愛犬と猫1匹の動物たち。周囲約7kmの世界で見聞したことを日記風に書いています。


by shin0710s