2007年 02月 23日
さわやかサンさんお別れ会で・・・
あう人ごとに
「ぬっかですねー。」
「2月にこぎゃんぬっかなら、夏はたいぎゃ暑なるでしょね」
との会話でにぎわう。
今日は、特別支援(特殊)学級のお別れ会。
管内の小中学校に設置してある特別支援学級の
子ども達が一堂に会してのお別れ会。
本校からも参加。
隣町のカルチャーセンターに行く。
大きく今日のお別れ会が掲げられている。
はじめの言葉は、前任校の子。
まだ幼稚園と1年生だったのに、もう4年生と5年生。
確かに成長していく姿がうれしい。
いつもお母さん方が言われる。
「子どもをほめて育てると言うけど、
子どもの成長は喜びなのですね。」
「箸を持つとか、靴を履くとか小さなことが大きな喜びなのです」
と。
担任をいる先生方の工夫もすばらしい。
出来合いの教材ではない。市販されているわけではない。
教材を作り出している。
この美しく作られたペットボトルは、
ボーリングのピンである。
これだったら子ども達夢中になるに違いない。
実際、大きなボールを転がし、ピンが倒れるのを
手をたたいて喜ぶ姿が何度もあった。
そして卒業する6年生、中学3年生の一人一人が
前に出て話をしていく。
はるかさんも一生懸命考えて、何回も練習しての発表である。
「私は、○○はるかです。大きくなったら赤ちゃんを産んでお母さんになります。
だから松橋養護学校に行っていろいろなことを勉強します。
サンさんなかまで通潤山荘にいったことが一番の思い出です。皆さんありがとうございました。」
とはっきりした声で、顔を上げて発表してくれた。
お母さんの心配そうな顔が笑顔に変わっていく。
6年生の子ども達とは別の学校に進学するはるかさん。
その確かな成長が本当にうれしい。
「賞めるより共に喜ぶ」の違いを学ぶお別れ会であった。
コマメ兄妹は確かに個性が出てきている。
よく見ると違いがある。
体が小さいから泣き虫かというとそんなことはない。
果敢に大きな体に挑戦し、耳を噛みついて泣かせている。
それが一番小さな赤ゴム(体が大きくなったので外したけど)コマメである。