2005年 08月 27日
小さなボランティア?
の事務局から依頼されている。
小学生や保護者それに地域の人が対象である。
子どもたちに話をするのは仕事柄そう苦痛ではないが
保護者や地域の方、それも老人会のメンバーとなると
これは難しい。
しかし、自治公民館の活性化あるいは、地域の教育力
を高めるための会であるなら避けるわけにはいかない。
そこで、今日は、町の民話を少し勉強することにした。
町を貫流する大きな川がある。
ここにまつわる話についてはあまり記憶に残っていない。
これほど大きな川であるから、またずいぶん過去に水害を
引き起こした川であるから何か残っていると思うのだが。
ただ、川岸やよどみにはそれぞれ固有の名前がついていた。
それは、きっとこの川が生活と密着していたためであろう。
「やまんこ」「じゃぶち」「がんどまつ」等どんな漢字が当てられ
ていたかわからないが、名前が付くということは、そこに人々の
日常生活とつながっていたためであろう。
漁をすること、あるいは、洪水で大変な思いをしたことが
愛着として固有の名となったのであろう。
それにしても、その名前は過去のこととなっている。
今の子どもたちにはその名は伝えられていないのである。
明日は、そのような身近な名前の歴史を思い起こし
子どもたちに語ってみようと思っている。