小さなボランティア?

日曜日に、近くの公民館で「お話」を、と子ども会
の事務局から依頼されている。
小学生や保護者それに地域の人が対象である。

子どもたちに話をするのは仕事柄そう苦痛ではないが
保護者や地域の方、それも老人会のメンバーとなると
これは難しい。

しかし、自治公民館の活性化あるいは、地域の教育力
を高めるための会であるなら避けるわけにはいかない。

そこで、今日は、町の民話を少し勉強することにした。
町を貫流する大きな川がある。
ここにまつわる話についてはあまり記憶に残っていない。
これほど大きな川であるから、またずいぶん過去に水害を
引き起こした川であるから何か残っていると思うのだが。
小さなボランティア?_e0056537_8342484.jpg

ただ、川岸やよどみにはそれぞれ固有の名前がついていた。
それは、きっとこの川が生活と密着していたためであろう。
「やまんこ」「じゃぶち」「がんどまつ」等どんな漢字が当てられ
ていたかわからないが、名前が付くということは、そこに人々の
日常生活とつながっていたためであろう。
漁をすること、あるいは、洪水で大変な思いをしたことが
愛着として固有の名となったのであろう。

それにしても、その名前は過去のこととなっている。
今の子どもたちにはその名は伝えられていないのである。

明日は、そのような身近な名前の歴史を思い起こし
子どもたちに語ってみようと思っている。
by shin0710s | 2005-08-27 08:34 | Trackback

ダックス4匹の愛犬と猫1匹の動物たち。周囲約7kmの世界で見聞したことを日記風に書いています。


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