2008年 04月 23日
授業は全力で…
藤と言えば紫か白であるが、
本校の藤は薄い桃色から紅色である。
また白色もある。
柔らかな風に乗って藤の香りが教室や廊下に漂っている。
チャイムが鳴り、授業が終わり
生徒が理科室から出てくる。
藤の花に目がいくわけではないが、
知らず知らずのうちにその香りが心を落ち着かせることになるのだろう。
体育館では、1年生の集団訓練。
「前ニー、ナライ」
「ソノ場足踏ミー」
「全体ー、トマレー」
号令がかかる。
足踏みの音が体育館に響く。
ダッ、ダッ、ダッ…と。
「右向ケー右」
これも中学校、高校と随分やらされた。
私は先頭であった。
行進なども体で覚えさせられた。
今集団訓練は余りしない。
せいぜいい体育大会の時である。
ルールを守る、時間を守るなどその効用も大きい。
集団訓練を社会一般に没個性的であるとの理由で
嫌う傾向にある。
しかし青年期のある時期、ある時間には
自己規制をする必要がある。
5月になれば、自然の家での宿泊学習がある。
これもまた1年生にとっての大事な学習である。
雨の日。
散歩は中止。
昨日と同じ、ユズ。
そしてお隣のランである。
父犬は違うが兄弟である。