2008年 10月 09日
校内写生大会で。
本日は、終日写生大会。
弁当を持って生徒たちが校外へ。
「…なぜ子供たちは、楽しく絵を描いたり、歌ったり、
踊ったりと全員が自由で純粋な芸術家であるのに、
その後小学生、中学生と成長していくに従い、
「好きなんだけど」といいながら芸術から遠ざかっていくのでしょうか…」
東京芸術大学学長 宮田 亮平氏
確かにそうである。小学校1年生は、絵を描くことが大好きである。
歌うことが大好きである。歌が流れたら体が動き出す。
すぐに踊り出す。
しかし、3年生頃からそれが少しずつなくなっていく。
友達の目が気になるのである。
中学生になるとさらに、他人の視線が気になる。
すべての他人というのではなく、自分の周りの同級生つまり友達である。
大人の目などほとんど気にしない子が多い。
なかま以外みな風景なのである。
それだけに、同級生同士で監視しあうことになる。
学級、学年が監視社会になってしまう。
あまり目立たないこと、かといって埋没して
いてもいなくてもいい存在になってはいけないと思っている。
その考え方が、芸術関係の教科である美術や音楽にも現れている。
しかし、それが、プラスの方向に動き出すこともある。
いい加減にしてはいけない、もっと力を出さねばとなって
学級や学校が大きく変わることもある。
そこには、プラスに動き出す生徒の姿がある。
ひとりでは厳しいが、2~3人になり、大きな声が出始めると
動き出す。
プラスの学級集団は、ひとりひとりの力を引き出し、明るい雰囲気を作り出す。
今まさにその集団作りを目指し、合唱の練習が続いている。
来週の日曜日、その発表会が行われる。
楽しみである。
ワン公たち。
マーサとスミレ
サクラと隅っこにコマメ。
二女のお姫様。
サクラ。