校内写生大会で。

秋晴れの日。
本日は、終日写生大会。
弁当を持って生徒たちが校外へ。
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「…なぜ子供たちは、楽しく絵を描いたり、歌ったり、
踊ったりと全員が自由で純粋な芸術家であるのに、
その後小学生、中学生と成長していくに従い、
「好きなんだけど」といいながら芸術から遠ざかっていくのでしょうか…」
東京芸術大学学長 宮田 亮平氏


確かにそうである。小学校1年生は、絵を描くことが大好きである。
歌うことが大好きである。歌が流れたら体が動き出す。
すぐに踊り出す。

しかし、3年生頃からそれが少しずつなくなっていく。
友達の目が気になるのである。
中学生になるとさらに、他人の視線が気になる。
すべての他人というのではなく、自分の周りの同級生つまり友達である。

大人の目などほとんど気にしない子が多い。
なかま以外みな風景なのである。

それだけに、同級生同士で監視しあうことになる。
学級、学年が監視社会になってしまう。
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あまり目立たないこと、かといって埋没して
いてもいなくてもいい存在になってはいけないと思っている。

その考え方が、芸術関係の教科である美術や音楽にも現れている。
しかし、それが、プラスの方向に動き出すこともある。
いい加減にしてはいけない、もっと力を出さねばとなって
学級や学校が大きく変わることもある。

そこには、プラスに動き出す生徒の姿がある。
ひとりでは厳しいが、2~3人になり、大きな声が出始めると
動き出す。
プラスの学級集団は、ひとりひとりの力を引き出し、明るい雰囲気を作り出す。

今まさにその集団作りを目指し、合唱の練習が続いている。
来週の日曜日、その発表会が行われる。
楽しみである。

ワン公たち。
マーサとスミレ
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サクラと隅っこにコマメ。
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二女のお姫様。
サクラ。
by shin0710s | 2008-10-09 20:12 | Trackback

ダックス4匹の愛犬と猫1匹の動物たち。周囲約7kmの世界で見聞したことを日記風に書いています。


by shin0710s