2009年 02月 12日
15の春が遠い…
白梅共に満開。
2年生は三者面談、3年生は受験勉強のため
かえるのが早い。
田舎の道を帰途につく。
そして今日は、公立前期の発表。
内定という形であるが、前期の合否結果が届く。
当然のことながらその結果は二種類しかない。
合格を伝えるのは、教師にとってもうれしいことである。
しかし、不合格も伝えねばならない。
教師も大体、生徒の合否を予想している。
しかし、不合格を突きつけられた生徒の思いを考えるとき
言葉が難しい。
「あなたの日頃の授業や成績からの結果だから…」
と言えたら楽である。幾ら不合格を予想していても全人格を否定されたよう
なきもちになるのは受験生である本人である。
不合格のベテランである私も、「否」の言葉には
そのたびに目の前が真っ暗になった。
これを試練と受け止めることが出来たのは、
随分大人になってからである。
子ども達にとっては、わかっていることであっても
苦しいことである。
しかしそれを乗り越えてこそ本当の喜びがあるし、
春が来る。
頑張れ、3年生。
散歩に行きたい3ワン公。
2階の次女の部屋から散歩に出かける私を
うらやましげに眺める。
サクラ、スミレそしてコマメ。
これが、サクラの最後の写真。
サクラ、昨日病気で息を引き取る。
1歳と14日。