2017年 02月 27日 ( 1 )

文化財の現状は?

本日は町文化財保護委員会議。
午前中は会議と民俗資料館の整理。
午後からは、私の担当する乙女校区の文化財現状調査を行う。
地震で倒れたり、壊れたりした文化財が多い。
その後どのようになっているかの調査である。
最初に訪れたのは船津の六地蔵。
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六地蔵塔とは。
主に戦国時代に盛んに造られた石塔で、側面に6体の地蔵像が彫られているという特徴がある。別名「笠塔婆」。灯籠型が多いが、それ以外の形の物もある。供養塔として街道に面して建てられた例が多い。九州に分布が集中している。
乙女地区の六地蔵塔は、享保十年前後に立てられているらしい。
次に南三箇の六地蔵塔へ。
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倒れていたが今月の21日にきちんともとのように再建されている。
この六地蔵は、
享保17年(1732)の建設で、構造は、六面六地蔵である。
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碑文によると建設者は部落の勇姿。長年の風雪に耐え、欠損も少なく
今回の地震で倒壊したものの現状復帰してあり、村の人の思いが伝わる。

ちなみに、町史によるとこの年の5月大洪水により緑川の堤防が大決壊。
収穫皆無。春から翌年の春にかけて大飢饉、餓死者山のごとし、糸田村も男女60人あまり餓死。
と記してある。

次が下田口の六地蔵である。これは、明治36年(1904)再建されたものである。
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そのほか数多くの文化財を見て回った。
地震の被害があったものの村の人たちが再建しておられる。
うれしいことである。




by shin0710s | 2017-02-27 19:26 | その他 | Trackback