無事、これ大成功

e0056537_23173610.jpg運動会が終わった
「祭りの後のむなしさ・・・」、吉田拓郎の歌にあったような気がするが、
運動会を終えて数時間は、満足感と空虚感が混在している。

晴天であった。そして残暑がすっかり遠のいた秋のさわやかな空気であった。
全児童が集合しての開会式。壇上に立つと、気持ちが引き締まる。
この子たちの命を預かっているという責任感である。
そして、この子たちの力を発揮させねば、との使命感でもある。
e0056537_23193669.jpg

小さな学校であり、保護者や祖父母、そして来賓の区長さんが来られる。
それだけ、地域にとっては大きな行事である。
当たり前のことだけど、子どもちや保護者が満足し、事故が無く終わったことが何よりである。

今日は、みんなで町に繰り出し、慰労会である。
子どもたち、そして先生方お疲れさまでした。
# by shin0710s | 2005-09-25 23:21 | Trackback

運動会の準備

明日が運動会のため、土曜日は授業日。
最後の練習があっている。先生は声をからしている。
色は真っ黒。
学校の最大の行事が運動会である。
今日は、午後から運動会準備。
e0056537_211221.jpg

中学校は、休日。それで、中学生がのぞきに来ている。
「先生、優しい?」
中学1年の子が、窓から声をかけてきた。
「ウン、どうして?」
「妹が、2年生にいるけど、『校長先生、優しい』って。」
そういえば、2年生の子と話したことがあった。
それは、

○うれしい朝の出来事
 木曜日の朝のことです。雨が降っていました。
少し早く来たので昇降口で子どもたちを待っていました。
一番乗りは、1年生のけいご君です。
どうやらお母さんに送ってもらったようです。
「足が痛かったのでお母さんがおくってくれました。」
少し照れくさそうに言います。そして教室に入っていきました。
雨の日の教室は暗いのです。私はついお節介で
「教室に、電気をつけてあったらいいね。
教室に入ってきたみんなが気持ちいいよ。」
 けいご君、にこっとして、あかりをつけてくれました。
ちょうどそこに登校してきた2年生のりささん、
「あっ、いけないんだよ。歩いてきて最初に教室に入った人が
電気をつけるんだよ。」
えっ、そんな学級の決まりがあるのか、
これは何か、けいご君のために言わなきゃ、と思ったとき、
「あっそうか、間違えたんだね。それならいいんだよ。」
りささんは、にっこりして優しく語りかけるようにけいご君に話してくれました。
けいご君もにっこり。

と言うようなことがあった。このりささんの兄だったのである。
うれしいような、恥ずかしいような、初めてあった中学生から
そのような言葉を聞くとは。

別の中学生、釣り竿を背にしょっている。
「どこに釣りに行くの?」
「近くの堤です。」
本校区には、ため池がたくさんある。そこには、
ブラックバスがずいぶん放流してあるらしい。
それを釣りに行くという。
「用心するんだよ。」「ハーイ」
「昨日、80cmの雷魚を釣りました。」
思わず、すごい、と声を出した。
このあたりでは、雷魚のことを「台湾ドジョウ」という。
子どもの頃は、よく沼で見ていたが、このところ、「台湾ドジョウ」
の話を聞いたことがなかったのでびっくりである。

しかし、その中学生の出立がきまっている。
自転車に乗って、竿の入った長いビニルのケースを背負っているのである。
見るからに高そうな竿のケースである。

今から釣りを始めるのであろう。日永一日釣りをして過ごすのであろうか。
家でゲームをするよりいいとは思うが。

1:40から保護者が来られ、運動会の準備。子どもたちだけでは、
テントや入場門を作ることができない。
運動会は、地域の保護者あげての運動会なのである。
おかげで 3:30には、準備完了。後はラインを引くのみ。
e0056537_2113135.jpg

明日は、きっと晴天である。
# by shin0710s | 2005-09-24 21:03 | Trackback

白秋

e0056537_228138.jpg伊集院静著「白秋」を読む。
久しぶりの読書であった。
「水を切ったばかりの小さな草が
竹籠に丁寧に並べられていた。」
で始まり、
「秋の雲に変わろうとする紀の国の
空が、あたたかい陽差しを
ふりそそいでいた。」
で終わっている。

裏表紙には、「・・・鎌倉を舞台に男女三人の揺れ動く
心模様を見事に描いた、伊集院ワールドの
傑作恋愛小説」と記してある。
若い真也と文江の恋愛を描く中で「志津」の心の動きが
人間の生身の姿をさらけ出していく描写が鋭い。
また鎌倉の四季折々の色合いが揺れ動く心を映している。

恋愛小説であるが、「志津」をもっと深く描いて欲しいと思う。
人の心の裏と表、そして自ら気づきえない業ともいえるものを
さらして欲しかった。
丹羽文雄の世界かもしれないが。

ところで、白秋といえばやはり「北原白秋」である。
白秋の「水郷柳河はさながら水に浮いた灰色の柩である」
との言葉を残しているが、折に触れ行ってみたいのが
柳川である。
e0056537_2233515.jpg

そして、行ったら食べたくなるのが
e0056537_22411516.jpg

鰻のセイロ蒸しである。

この柳川が一番柳川らしい季節は、やはり梅雨時であろう。
青々とした柳の風になびく様がいかにも柳川らしいと思う。
また、3月の頃もいい。
「さげもん」がある。弥生の雛の節句である。
e0056537_22434162.jpg

掘割を進む船。そしてそれを操る船頭の竿の音。
騒音もない、排気ガスもない。いいものである。
# by shin0710s | 2005-09-23 22:56 | Trackback