2005年 10月 13日
木原不動尊へ
がある。何となく耳にしていたので休日に行ってみた。
山門の仁王像である。阿形と吽形の仁王様に迎えられる。
ニュースで流れるお祭りの様子から、また
木原不動尊は日本三大不動尊であると聞いていた。
大きなお寺を予想していたが
こじんまりとした質素な寺であった。
ご本尊は不動明王である。
内陣の様子が加持祈祷の世界を思わせるものがある。
加持祈祷も真実に目覚めさせる方便であるのかもしれない。
不動明王は悪魔を降伏するために恐ろしい姿をされ、
すべての障害を打ち砕き、おとなしく仏道に従わないものを
無理矢理にでも導き救済するという役目を持っている
真言宗の教主「大日如来」の使者である。
姿は、目を怒らせ、右手に宝剣を持ち
左手に縄を持つ大変恐ろしい姿をしているが
その心は人々を救済しようとする厳しくもやさしい
慈悲に満ちている、と記してある。
みじかい時間であったが、4~5人ほどの参拝者があった。
このお寺にも人々を引きつける時間と空間と教えがあるのであろう。