下戸。

本日は、本町の「やな」で「やな開き」である。
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教育関係者が集まる。
教育関係者が集まると、当たり前のことであるが、子供のことが
話題の中心となる。
現職の小・中・高等学校の先生。
そして退職された先生。
あるいは教育行政そして教育委員の先生方である。

さて、このような会ではアルコールはつきものである。
酒が入ると話題が広がる。
そして思わぬヒントをもらうことがある。
懇親会のことをノミュニケーションと称することがある。
なるほどと思う。
酒の力により胸襟を開きやすい。

ところで私は下戸である。
アルコールはだめなのである。
大学に入った頃は、自分のことがわからないから、
ずいぶん飲んでいた。
といってもビールコップ一杯とか、酒をチョコに三杯とかである。

そうすると、まず顔が真っ赤になる。
しばらくすると青くなる。
そして話をすることができなくなる。
吐きそうになるのである。

そこで便所に入り、便器を抱えてただ吐くのみ。
立ち上がればまた苦しくなる。

会が終わるまで便所のお世話になっている。
そんな私を見て
「酒は、何度も吐いて強くなるんだ」
とのたまう。

おいしいと思えない酒を無理矢理飲んで吐くことで強くなる、ということらしい。
かなり強くなるために努力をした。
努力してもその結果が現れることはなかった。

話をするのは楽しいし、おもしろい。
でも酒が入ると、話をすることも一緒に行動することも不可能になる。

要するに飲めない体質らしい。
それを悟って以来、無理に飲むことをしなくなった。
そのことによって酒の席が苦痛でなくなっている。
酒は楽しめないが、酒の席は楽しむことができるようになってきている。
下戸は、なかなか大変なのである。
by shin0710s | 2013-07-05 22:40 | その他 | Trackback

ダックス4匹の愛犬と猫1匹の動物たち。周囲約7kmの世界で見聞したことを日記風に書いています。


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