2014年 08月 20日
ボシドラを舞う。
本校で受け継いでいるボシドラの取材である。
しばらくその舞を見学する。
ボシドラは受け継がれてきた土地の名前をとって坂谷太鼓舞とも呼ばれている。
別の名「雨乞い踊り」「花棒踊り」などとも呼ばれる。
「雨の岩戸」の神話による神楽舞から作り出されたもので
八代郡川俣という所に伝えられていたものを1755年八代郡の
種山の五右衛門という人から本坂谷の人々が習い、
代々伝えてきた。
本坂谷の人々によって二百年以上も守り続けられてきたが、
若い人々の減少で踊りを残して行くことが難しくなり、
昭和61年から宮内小学校でこの踊りを受け継ぎ、甲佐小学校と宮内小学校の統合により
現在では、甲佐小学校でこの踊りが残されている。
夏休みなので全員が参加とは行かないけれど、集まった子どもたちが
ボシドラを舞ってくれた。
子どもたちのかけ声がホールに響く。
久しぶりに学校に活気が戻っている。