2016年 02月 12日
小さな町の小さな小さなレストランへ。
緑川が町を貫流しており、『花と緑と鮎の町』のキャッチフレーズ通りの緑豊かな町である。
そんな小さな町に、小さな小さなレストランがオープンした。
民家をプチ改装して十席が準備されたレストランである。
『ラ・クィント』と名付けられている。
熊本市内で開業していて口コミの客で賑わっていたそうである。
オーナー一人でできる店をというので、実家のある本町へ
里帰りである。
オーナーは、甲佐小学校で担任していた子。
5・6年の時である。
37~8年前のこと。
卒業以来の出会いである。
すっかり大人になっている。
シェフの風格がある。
娘二人と一緒に訪問し、ランチをいただいた。
おいしい。
とても美味しい。
顔を見ていると当時の顔になっていく。
駆け引きの苦手な子であった。
かといって頑固というのではない。
店もその性格のままであり、誠意あふれる料理である。
最後に出てきたコーヒーがこれまた美味しい。
水出しコーヒーかな。
担任した子の成長した姿を見ることは、
本当にうれしいものである。
小さな町の小さな小さなレストランである。
でも、心温まるひとときが味わえそうな場所である。