四方仏を訪ねて

暖かい日射し。
ちょこっと今日も外へ。


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さて今日はどこに?



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上豊内へ。気にかかっていた五輪の塔である。



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五輪塔は下から四角(六面体)・丸(球)・三角(四角錐または三角錐)・半丸(半球)・上の尖った丸(宝珠型)
または尖っていない団子型(団形)を積み上げた形に作られる。
地輪は黄、水輪は白、火輪は赤、風輪は黒、そして空輪は全ての色を含む。
製作された時代・時期、用途よって形態が変化するのが特徴である。

だそうである。五輪の塔と並んで四方仏がある。




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四方仏とは、
仏教では四方仏といって、東西南北の仏国土(仏の国)にそれぞれ一人づつ如来がいると考えられている。
西:阿弥陀如来  南:釈迦如来 北:弥勒仏 東:阿閦如来(薬師如来)
らしいけど自信はない。



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今でこそこの地域は農村そのものの風景であるが、
甲佐町史には、「豊内地区は「忘れられた城下町」か」,と記されている。
地名として法念寺,本丸、味噌倉等の地名が伝えられている。
この地域から大正時代の森林鉄道工事に際して
おびただしい五輪塔等の石像物が発見されている。



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なかなか興味深い四方仏であり五輪塔である。

by shin0710s | 2017-01-31 22:39 | 遺跡 | Trackback

ダックス4匹の愛犬と猫1匹の動物たち。周囲約7kmの世界で見聞したことを日記風に書いています。


by shin0710s