池田学展へ。

池田学、今年はじめて聞いた芸術家である。
その展覧会があるというので出かける。
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このスケール、この緻密さ、まさに空前絶後。

 わずか1mmにも満たないペンの線から壮大な世界を描き出すアーティスト、池田学(1973~)。

1日ににぎりこぶしほどの面積しか描き進めることができないという画面は、

緻密さと空間の広がりを併せ持ち、現実を凌駕する異世界の光景を私たちに呈示します。

これまで日本をはじめ、韓国、ドイツ、カナダ、アメリカ、ロシアなどでグループ展に参加、

2011年にニューヨークで開催された「Bye Bye Kitty!!!」展では、

その年に最もインパクトを与えた作品 "Best of 2011" の一つに選出されるなど、

国際的に高い評価と注目を集めるアーティストです。


圧倒的な作品の迫力にことばを失う。

1日ににぎりこぶしほどの面積を何日も何ヶ月も何年も描いていく姿に、

求道者としての歩みを感じさせる。

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画面全体、そして画面の細部に至るまで彼の願いが込められているようである。

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確かなデッサン力に裏打ちされた作品であることが小品の中からよくわかる。

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我が家のワン公を描いてみたいと思っていたのでそのヒントあるいは示唆をもらえるなら

と思っての展覧会であったが、芸術家と呼ばれる人のすごさを思い知ることになった。

 


by shin0710s | 2017-02-09 22:03 | その他 | Trackback

ダックス4匹の愛犬と猫1匹の動物たち。周囲約7kmの世界で見聞したことを日記風に書いています。


by shin0710s