童謡「赤とんぼ」は、私にとって「桑の実」と共に
思い出す歌である。
「山の畑の桑の実を 小かごに摘んだはまぼろしか」
二番の歌詞である。
赤とんぼの題名であるから秋の状況を思い起こしながら
の歌と思っていた。
一週間前の桑の実である。もう真っ黒に熟しているはず。
小籠にこそ摘むことはなかったが
桑の実は甘くてみずみずしい木の実である。
ただ口の中が真っ黒になりすぐ親にばれていたが。
桑の実の季節は夏である。
それにしても赤とんぼの歌詞はいろいろなかっての出来事を
思い出させてくれる。
「結婚したけど、まだ緑川でおよぎたかった。」
といっていっていた祖母。
数え年14歳で結婚していた。