あるお寺の掲示板の言葉である。
「私の心では、私の心をどうすることも出来ない」
この言葉は私に何を問いかけているのか?
私は、私の主であり、主人公である。
何もない平穏な日々の中では、私の心の葛藤が表に出てくることはない。
ところが、私の意に染まぬ出来事に出会うと途端に怒りや悲しみ、苦しみが出てくる。
そうなるとどうにもわが心を制御できなくなってしまう。
そんなことたいしたことではない、誰にでもあること。そんなことに振り回されるなどおかしいと自分に言い聞かせても
どうにも心が落ち着かない。
さて、この言葉は、私にどうあれと呼び掛けているのだろうか。
木の下のワン公はチョコ太。
今日は体を洗ってすっきりしている。