なんとなく見ていた大きな木々。
薄紫の花がいっぱいついている。
ひょっとして栴檀の花?
昨年まであまり気にかけることもなかったが、
今年はつい目が行く。歩く速度が遅くなったのか。
体力が落ちることはうれしいこと。発見、驚きが多くなる。
と自分に言い聞かせて歩いている。
ところで栴檀は双葉より芳し、の言葉があるが、そこでいう栴檀とは?
「栴檀は双葉より芳し」(センダンは苗の段階から良い香りがするように、
才覚のある人物は幼少時からそれを発揮するという意味)で知られるが、
本来これはビャクダン(白檀)を語ったもの。
センダンの枝葉には香りがない。
ということらしい。
今咲いている薄紫色の花はたいへん美しい、香りも良い。
一つひとつの花は小さいがまとまって咲くため、
この花の時期にはには木全体が薄紫色に広がっている。
緑川の対岸も栴檀の花が広がっている。
こんなに栴檀の木が多かったのと驚きである。
今日も散歩は5歳になったチョコタン兄妹。