「かぐやひめ」を読む

冷たい雨の日。
さすがにたまらず職員室のストーブが点く。
今日から3月。
昨日は晴天で、「れんぎょう」の花が咲き始めている。
「かぐやひめ」を読む_e0056537_21164589.jpg

桃の花(?)も満開となる。
「かぐやひめ」を読む_e0056537_2117762.jpg


あまりに乱雑であったので図書室の絵本を並べる。
と、ふと目にとまる絵本。
「かぐやひめ」である。
「かぐやひめ」を読む_e0056537_20575647.jpg
今は昔竹取の翁といふものありけり。野山にまじりて、
竹をとりつゝ、萬の事につかひけり。

であった。この絵本では、
「むかし たけとりのおきな というひとが ありました。
のはらや やまにいっては たけを きってきて 
いろいろのものにつかいました」

の書き出しで始まる。
「かぐやひめ」を読む_e0056537_20582058.jpg

竹取物語は、 『源氏物語』絵合巻に「物語の出来はじめの祖(おや)なる竹取の翁」と称揚された、初期物語の代表的秀作であり、日本人なら誰にでもそのあらすじが知られている、我が国古典文学を代表する作品である、とものの本には書いてある。

絵本の表紙を見て驚いた。
円地文子・文
秋野不矩・絵

 1979年10月31日 第17刷発行
 岩崎書店

と記してある。20年以上も前の絵本であるが
古さを感じない。改めて最初からゆっくり読み返してみると
挿絵といい文章といいとても絵本である。
ぜひ子どもたちに読み聞かせをしたい。
きっと子どもたちも楽しんでくれることだろう。

チュンである。
「かぐやひめ」を読む_e0056537_21232356.jpg

今日は暗くそして小雨の中の散歩であった。
ところが、チュンは藪の中に鳴き声をあげて
走り込んで行き、そのまま音沙汰なし。
いつまでも来ないので帰っていたが、それでも姿が見えない。
引き返し、「チュン、チュン」と呼ぶ。
返事がない(いつも返事はしないが。)
困ったことになった、と思い帰っていると
音を立てて走ってきた。
これで安心。ほっとして頭をバチバチ叩いてやった。
チュンは大喜び。
なんというワン公であろうか。これは11月のチュン。
顔が傷だらけ。走りまわる証拠である。
「かぐやひめ」を読む_e0056537_21294432.jpg

by shin0710s | 2006-03-01 21:31 | Trackback

ダックス4匹の愛犬と猫1匹の動物たち。周囲約7kmの世界で見聞したことを日記風に書いています。


by shin0710s