2006年 09月 21日
運動会は授業です、記録より記憶に。
理由はないが、朝日や夕日に自然に手を合わせたくなる。
大いなる自然の力に頭を垂れたくなるのは、
人類始まって以来の自然との戦いや恵みを享受した
遺伝子のなせる技であるのかもしれない。
運動会は学校の行事の中で最大のものである。
全校児童にすべての教師が参加する。
更に保護者の応援。また児童につながる祖父母や親戚。
来年度入学する園児。
来賓として、区長さん、学校評議員さん、民生委員さん、老人会の方々。
場合によっては町長の参加もある。
校区のすべての人に案内状を出し子ども達のがんばりを
見ていただく。
そのために、夏休み前から運動会についての想を練る。
そして夏休み中に計画案が出る。
特にダンス等の表現活動は夏休み中にほぼできあがっている状態である。
運動会の練習は、当たり前のことであるけど
授業である。
目標を持って無理なく無駄なく授業をする。
そして、子ども達が喜びを味わうことができる運動会を目指す。
本年度は、国語の研究をしてきたが、その研究が運動会の練習に生きている。
子どもひとりひとりを大切にしている姿が見える。
ところで、運動会当日であるが、
過去の学校で、保護者席の横にテントを張り、
バーベキューをし、ビールを飲みながらの応援があった。
うちわでぱたぱた扇ぎ、焼き肉の匂いを運動場に広げている。
これは運動会後の反省において、大きな問題になった。
ほかの保護者の顰蹙を買うだけでなく、運動会は授業参観でもある
と言う意識の欠如?の現れであった。
楽しんでいただきたいけど、子ども達が見ているという意識は
大人として持ってほしいと思う。
デジカメやビデオの問題もある。
演技中の我が子をとるために、運動場に堂々と出てき
てビデオを回す。
「記録より記憶を」
「リアルタイムで記憶に残すこともすばらしいことです」
と言っているのだが。
夕焼けが美しい。
9月から10月にかけてはっと息をのむ瞬間に出会うことがある。
今日の夕焼けもそうであった。
ワン公との時間がとれない。
散歩はするのであるが、暗くなっている。
お隣のラン。
サクラの息子。
本当にきれいな毛並みである。
里帰り大好き。