2006年 10月 03日
感動を言葉に、そして喜びを絵にするには?
版画展に向けてそれぞれの学級で取り組んでいる。
版木を彫る前に下絵を完成しなければならない。
これに苦労している。
感動を絵に表すのが難しい。
子ども達が表現したいのは自分である。
汗を流し埃だらけになってがんばった自分自身である。
ところがそれがうまくいかない。
ここに指導者である教師の指導が必要になってくる。
最初に版画に取り組んだときは、がむしゃらに彫らせた。
版画は彫ることである、と。
ところができあがった作品を見ると白の世界。
版画は、白と黒そしてわずかの灰色で表現される。
それに、彫刻刀の勢いである。
しかしなんと言っても題材である。
版画や絵画は作文に似ている。
子ども達は一般に作文は嫌いである。
その理由は二つ。
「書くことがない」
「書き方わからない」
である。
この二つを解決すれば作文は好きになる
「描くことがない」
「描き方がわからない」
をクリアーすれば絵画や版画が好きになる。
さて、どんな作品が出来てくるか楽しみである。
ところで、詩のコンクールで入賞した作品が
掲示してある。
「書くことがあり、書き方がわかる」
子どもの作品である。
どちらも、母を歌ったものである。
素直な気持ちを表現している。
そこがいい。
チュン、少しブーだぞ。
飼い主に似てきている。
少し食事制限をしないと。
ほら、走るときからだが重いだろう?
チマリやコウメとだって張り合っているぞ。