2006年 10月 21日
お上りさんの横浜散策(1)
初めての街である。
神戸に3年住んでいたせいか初めての街であるものの
親近感がある。
元町、中華街。
波止場、異人館。
今回は、海の見える山下公園近くの
ホテルに宿泊する。
朝ホテルの窓から横浜港の朝を味わう。
日頃海を見ることがないので見飽きることがない。
会議は、午前9時から午後5時近くまで。
残念ながら、昼間の街を味わうことは出来なかった。
山下公園からの市街の眺めは、別世界である。
公園内を歩いていると
ブロンズの女の子の像があった。
「赤い靴をはいた女の子」
と記してある。
「赤い靴はいてた女の子 異人さんにつれられて 行っちゃった
横浜の波止場から船に乗って 異人さんにつれられて 行っちゃった
今では青い目になっちゃって 異人さんのお国に いるんだろう
赤い靴見るたび考える 異人さんに逢うたび 考える」
(野口雨情作詞・本居長世作曲)
の女の子の像だそうである。この童謡は幼い頃から
聞いている。ほかの歌と比べても何か違う。
エキゾチックな世界を初めて知った歌である。
赤、青そして異人さん。外国の人と接することの無かった
田舎である。
それだからこそ、この歌の醸し出す雰囲気は
まさに未知のそれでいて一度は行ってみたいと思う
外国の薫りをもたらすものであった。
山下公園の黄昏時は一人でいる場所ではない。
たくさんのカップルである。
そして夜を迎えると更にイルミネーションが輝き出す。
その後は、当然ながら懇親会。
中華街での宴会となった。