2007年 01月 01日
修正会、日々新たなり
昨夜の除夜の鐘の集いを終えての修正会である、
エイ、とばかりに起きる。いつもより遅く7時起床。
今年は、二女、三女は、バイトで参加できず。
我が家は里帰り中の長女と住職の弟家族そして母。
暖かい本堂である。ストーブがついているのがうれしい。
父の時代とは様変わり?
寒い中、本堂を開けっ放しにしての修正会であった。
正信偈をあげ焼香をする。
気持ちよく声が出る。
寺族全員の声が本堂いっぱいに広がる。
その後、住職の法話。
昨年、弟の家は大変な年であった。
連続しての大きな病気が続いた。
その中から、自分たちの命を見つめ直す機会としたこと
を語っていく。
真宗では、「聴聞」を大事にする。
聴聞とは何かを、自分の身に置き換えての法話であった。
元旦恒例のお勤めであるが、
物心ついたときから欠かさずに勤修している。
当たり前のこととして。
変わったと言えば、寺でのお勤めが終わったらお墓にお参りに行っていた。
今では、納骨堂でお参りをする。
そして修正会が終わる。
平成19年元旦である。
古い日記を読む。昭和64年すなわち平成元年の年。
「8時30分より修正会。除夜の鐘の後だけにつらいところ
兄妹の集いを行う。母が言う。『今が一番幸せな時ね』そうかもしれない」
19年前の元旦である。父も健在であり、長女は、まだ6年生。
そして、1月7日(土)天皇崩御。
この頃から日記を書き始めている。19年目にはいる。