修正会、日々新たなり

朝9時より寺族で修正会を勤修する。
昨夜の除夜の鐘の集いを終えての修正会である、
エイ、とばかりに起きる。いつもより遅く7時起床。

今年は、二女、三女は、バイトで参加できず。
我が家は里帰り中の長女と住職の弟家族そして母。

暖かい本堂である。ストーブがついているのがうれしい。
父の時代とは様変わり?
寒い中、本堂を開けっ放しにしての修正会であった。
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正信偈をあげ焼香をする。
気持ちよく声が出る。
寺族全員の声が本堂いっぱいに広がる。
その後、住職の法話。
昨年、弟の家は大変な年であった。
連続しての大きな病気が続いた。
その中から、自分たちの命を見つめ直す機会としたこと
を語っていく。
真宗では、「聴聞」を大事にする。
聴聞とは何かを、自分の身に置き換えての法話であった。

元旦恒例のお勤めであるが、
物心ついたときから欠かさずに勤修している。
当たり前のこととして。
変わったと言えば、寺でのお勤めが終わったらお墓にお参りに行っていた。
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今では、納骨堂でお参りをする。

そして修正会が終わる。
平成19年元旦である。
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古い日記を読む。昭和64年すなわち平成元年の年。
「8時30分より修正会。除夜の鐘の後だけにつらいところ
兄妹の集いを行う。母が言う。『今が一番幸せな時ね』そうかもしれない」
19年前の元旦である。父も健在であり、長女は、まだ6年生。
そして、1月7日(土)天皇崩御。

この頃から日記を書き始めている。19年目にはいる。
by shin0710s | 2007-01-01 20:48 | Trackback

ダックス4匹の愛犬と猫1匹の動物たち。周囲約7kmの世界で見聞したことを日記風に書いています。


by shin0710s