2007年 05月 14日
心字池にかかる 三つの赤い橋は …(飛梅から)
心字池にかかる朱色の三つの橋は、過去、現在、未来をあらわすという。
太宰府の天満宮には、何度も来たことがある。
目指すは梅が枝餅?
甘党の私としては5コは大丈夫。
そして遠い日この橋をわたったことがある。三十数年前。
その頃の歌と言えば…
飛梅 作詞/作曲 さだまさし
心字池にかかる 三つの赤い橋は
一つ目が過去で 二つ目が現在
三つ目の橋で君が 転びそうになった時
初めて君の手に触れた 僕の指
手を合わせた後で 君は御籤を引いて
大吉が出る迄と も一度引き直したね
登り詰めたらあとは 下るしかないと
下るしかないと気付かなかった
天神様の細道
裏庭を抜けて お石の茶屋へ寄って
君がひとつ 僕が半分 梅ヶ枝餅を食べた
来年も二人で 来れるといいのにねと
僕の声に君は 答えられなかった
時間という樹の想い出という落葉を
拾い集めるのに夢中だったね君
あなたがもしも 遠くへ行ってしまったら
私も一夜で飛んでゆくと云った
忘れたのかい 飛梅
或の日と同じ様に 今 鳩が舞う
東風吹けば 東風吹かば君は
何処かで想いおこしてくれるだろうか
大宰府は春 いずれにしても春
1977年(昭和52年)
三十数年も昔のことである。
今もかわらぬままの太鼓橋を人が行き交う。
ふと見ると、大道芸の猿回し。
本物の猿回しを見るのは初めてである。
よくぞ飼い慣らしたもの。
我が家のダックス「コマメ」は未だリードをつけることが出来ないのに。
折しも祭壇では、結婚式が行われていた。
きっと新郎は神職の方であろう。
巫女さんの姿が神々しい。
神懸かり的な面持ちである。
しかし私としては、こちらの巫女さんがいいかな?
赤の袴に白の着物の巫女。
いかにもアルバイトという感じがいい。
裏手に回ると沢山の絵馬。
多くの願い事で道真公も大変であろう。
大宰府は春 いずれにしても春?