鉛筆の音だけが響く…

学校が静寂に囲まれている。
授業中であるが、どこからも生徒の声が聞こえてこない。
廊下を歩くと、鉛筆の走る音だけである。
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昨日から定期考査中である。
私の時代は、中間考査といっていた。
本校では、確認テスト。
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真剣に問題に向かう生徒の姿から遠い日を思い出す。
一夜漬けで問題に向かうのであるからいい点が取れるはずもない。
日頃から勉強をしていたかというとそれもない。
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中間考査は、5教科。国、数、英、社、理である。
そして期末考査は、この5教科に、体、美、音、技の4教科が加わる。
テストが終わると、成績一覧表にまとめられる。
1番から50番まで名前が書かれている。
そして、それが配布されるし、職員室の前に掲示される。

当時は、高校入試が9教科であった。
同級生全てが高校に行っていたわけではない。
まだ、集団就職の時代で、大阪や愛知に出かけていった同級生も多い

中学3年生になると、課外があっていた。
朝課外、夕課外である。要するに8時間授業。
1組から7組まで。
定期考査の成績順である。
1組は、1番から50番までといった具合。
当然7組になる生徒はやる気をなくすし、荒れていた。
今の本校では考えられないことである。
生徒の問題に向かう姿を見ながら遠い昔を思い出していた。

チマリも外に出る。
外に出るとあくびが出る?
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いつもながらいい顔である。
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by shin0710s | 2007-06-14 20:03 | Trackback

ダックス4匹の愛犬と猫1匹の動物たち。周囲約7kmの世界で見聞したことを日記風に書いています。


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