2007年 11月 14日
町に、誇りを…
そして櫨の町である。
また柿の町でもある。
耳納連山の山麓に沿って街並みが続く。
町に自信が充ち満ちている。
特に人通りが多いというわけではない。
また商店がにぎわっているのでもない。
人家、一軒一軒にこの町が好きです、のシグナルを感じる。
調和のとれた町である。
それに対して我が町は?
緑川が町を貫流している。
しかし、清流と言うには寂しい。
上流のダムが原因という人も多い。
この緑川に沿って寺院が多い。
本町も歴史がある町である。
櫨の木も残っている。
緑川に沿って町があり、脊山が四季折々の姿を見せる。
かっては、緑川に沿って櫨並木があり、桜並木があった。
今はどうだろう?
昔日の面影を求めて町内の用水路沿いに、柳の木が植えられ、
石積みの堤防が作られた。
しかし、どこか借り物の観がある。
しっくりしない。
生活の匂いがない。人の息吹が感じられない。
疑似都市化した町になっている。
車を止めて、歩いてみたくなる町に。
自転車を走らせたくなる町に。
本町は、恵まれた自然環境である。
この環境を生かした町になって欲しいのだが。
コウメの憂鬱。
まだ帰ってこないのでしょう?散歩は夜ですか?