2018年 08月 31日 ( 1 )

たまには読書を。

久しぶりにまとまった雨。
今日は、涼しい夜となっている。
注文していた本が届く。



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小林秀雄賞を受賞した『超越と実存―「無常」をめぐる仏教史―』は、ブッダから道元までの思想的変遷を「超越と実存の関係」から読み解いた一冊。「諸行無常(=すべての“実存”は無常である)」とブッダが説き始まった仏教が、インドから中国、そして日本へと伝わる過程で、「仏性」「唯識」「浄土」などの「超越的理念」と結びつき、大きく変化していった仏教史を辿る。

 同選考委員は「言語論と身体論に資するところも大きく、仏教史の枠にとどまらない弾力をもち、仏教とはこういうものかと思わせる」とコメントしているほか、新潮社発行の読書情報誌「波」では、作家の高村薫さんが《世のおおかたの宗教においてもっとも難題となる信心の問題をいかに乗り越えるかについての、鮮やかな発想の転換が本書では提示されている》と評している。( https://www.bookbang.jp/review/article/547297

 著者の南直哉さんは、曹洞宗の禅僧。1958年長野県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業後、大手百貨店勤務を経て、1984年に出家得度。曹洞宗・永平寺で約20年修行生活をおくり、2005年より恐山へ。現在、青森県恐山菩提寺院代(住職代理)、福井県霊泉寺住職。著書に『老師と少年』『恐山 死者のいる場所』『善の根拠』『禅僧が教える心がラクになる生き方』などがある。



学生時代に何度も読んだ「夜と霧」フランクル著を思い出している。
また、M.ブーバーの「我と汝」の人間観に惹かれ、わからないまま卒論で取り組んだこともこの本興味を持った理由かもしれない。

そして今日、本屋でつい目がいった本が、これである。


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本の帯には

奥山の残酷と至福の物語
山薬人というものは山奥を生活の場とする。
山のかなたで、山暮らしに一生を終わる、さまざまな人と袖振り合う。
炭焼き、猟師、山宿の親爺、サンカ、薬売り、山芸者、山娘、蘭を愛でる病人…誰もがみな、懐かしい思い出のひとたちだ。

1937年出版の復刻版である。
私の生まれる10年ほど前の本で、当時の山の様子を知ることが出来る。
かって九州山地の秘境ともいえる場所にある学校に勤めた折に、山の暮らしについて聞いたことがあるが、
その生活と重なるものが記されている。

これまた十分に読みこなすことが出来ないかもしれないけど初秋でもあるし読書に浸るのもよいかな。




by shin0710s | 2018-08-31 19:57 | 読書 | Trackback

ビーグル1匹、ダックス5匹の愛犬と猫2匹の動物たち。周囲約7kmの世界で見聞したことを日記風に書いています。


by shin0710s