2018年 09月 22日 ( 1 )

八女福島八幡宮へ。

晴天に恵まれる。
ならば少し遠出して八女市へ。

本日は八女福島八幡宮の放生会。


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北部に八女丘陵と、南部の矢部川にはぐくまれた八女市。
歴史の残る建物が多く、本町にある「福島八女八幡宮」もそのひとつ。
9中旬には、3日間にわたり『八女福島燈篭人形(からくり人形芝居)』が奉納される場所だ。
260年以上の歴史を持つ放生会は、国指定重要無形民俗文化財に指定される。
メディアにも注目され、ここでしか見られない希少な人形芸を披露する事で知られている。
釘やかすがいを1本も使う事なく組み立てられた屋台は、主に三層構造となっており、一層で下遣い、二層で横遣いの人形を操作。
最上の三層で唄や三味線、太鼓、鼓などのお囃子が、見事なまでの「生演奏」を行う。


拝殿では、八女福島燈篭人形(からくり人形芝居)の後見人となる子どもたちが
羽織袴装束でお参りを終え並んでいる。


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午後1時半、第1回目の公演が行われる。



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熊本県北部の温泉地「山鹿」の中心に位置する大宮神社から、
奉納燈籠を受け取り、江戸時代半ばに
福島町民がオリジナリティーをくわえて人形の燈籠を奉納したのが
八女福島の燈籠人形の起こりになります。
当時、大阪方面では、人形浄瑠璃が流行っていたので
その技術を取り入れて現在の形となりました。


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演目は「吉野山狐忠信初音之鼓」。
見ているだけでは、どのような内容なのかわからない。
その筋立ては、

壇ノ浦で平家滅亡の大きな手柄をたてた源九郎判官義経は、
朝廷から、兄頼朝よりともを追いかけて討ち取れとの命令を受け、
初音之鼓はつねのつづみを受け取りました。
やむを得ず鼓を受け取った義経は、
一生この鼓を打つまいと決心しました。
しかし、疑いぶかい頼朝は、
義経を追って捕らえるための兵をさしむけます。
義経は追っ手から逃げるため、大和国吉野山中に隠れました。
彼を慕う静御前しずかごぜんは、
義経の家臣「佐藤忠信」に守られて、
吉野の山奥に義経に逢いに来ます。
ところが、そこにはもうひとり忠信がいました。
義経は、静御前に
どちらが本当の忠信か、見分けるよういいました。
そして、静御前は、
義経から初音之鼓を受け取り、小鼓を打ちました。
すると、静に付き添ってきた忠信が、
親狐の皮で張られた鼓の音を聞いて
その親狐を慕う子狐であることがわかり、
子狐が忠信に化けて、静を守っていたことを知りました。
その孝心にうたれた義経は
源九郎の名を添えて、
狐忠信に初音之鼓を与えました。



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最後の場面は、狐が跳ねる。


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そして狐が跳ね、外に飛び出していく。


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今年は晴天に恵まれ、270年の伝統芸能を楽しむことが出来た。
来年も来たいものである。できれば夜の部を楽しみたい。

by shin0710s | 2018-09-22 20:43 | 祭り | Trackback

ビーグル1匹、ダックス5匹の愛犬と猫2匹の動物たち。周囲約7kmの世界で見聞したことを日記風に書いています。


by shin0710s