2019年 05月 07日 ( 1 )

「折々のことば」から

朝日新聞5/6の「折々のことば」に惹かれる。

そこには、

    檀 那(旦那)
古代インドからやがて西洋に、東は日本まで伝わった言葉の一つ。
「檀那」はサンスクリット語のダーナが源。
それがラテン語のドーヌム(贈り物)になり、さらに英語ならドナーやドネーションとなる。
檀那もドナーも、その人にとって最も大切なものを人に施す。
人によりそれは金銭であり、自身の臓器である。
与えることは民族を超えて、普遍的な行為とみなされてきた
               
 折々のことば  鷲田 清一



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ダーナとは布施のことである。布施は三輪清浄でなければならない。
かって子供たちに語っていた物語を思い出す。


布施は、梵語では「檀那(旦那)(ダーナ、दान、dāna)」といい、
他人に財物などを施したり、相手の利益になるよう教えを説くことなど、
「与えること」を指す。すべての仏教における主要な実践項目のひとつである。
六波羅蜜のひとつでもある。
布施には「財施」「法施」「無畏施」の三種がある。布施をする人を
ダーナパティ(dānapati)といい、施主(せしゅ)、檀越(だんおつ、だんえつ、だんのつ)、檀徒(だんと)などと訳される。
なお、菩提寺にお布施をする家を檀家(だんか)という言葉も、
檀那、檀越から来たものである。




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昔、ある深い森にウサギとサルと山犬とカワウソが住んでいた。
四匹の動物たちはとても賢く、お互い仲良く暮らしていた。
ある日のこと、ウサギは他の三匹に「貧しくて困っている者に布施をしよう」と話した。
翌日みんなは、食べ物を探し回り布施の用意をした。しかし、ウサギだけは用意する事が出来ませんでした。
ウサギは、考えた末に自分の体を施すことにした。
それを知った帝釈天は、ウサギの気持ちを試そうと僧侶の姿になり、施しを求めに現れた。
ウサギは「薪を集めて火を起こしてください。わたしはその火の中に飛び込みますので、
体が焼けたらその肉を食べて、修行に励んでください」と話し、僧侶に火を起こしてもらった。
そして堂々と美しい微笑を浮かべながら、真っ赤な火の中に身を投じ、自らの身を犠牲にしようとした。
僧侶はウサギの決意が固い事を確かめると、この立派な行いが世界のどこにまでも知れわたるように
月の表面にウサギの姿を描き帝釈天の姿にもどって去っていった。
その後、四匹の動物たちは月夜になると森の広場に集まり、
明日からまた施しが出来るように働こうと誓ったのであった。




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ドナーの語源がダーナであると知る。
ドナーの深い意味を改めて学ぶことになった。

by shin0710s | 2019-05-07 18:06 | ことば | Trackback

ダックス5匹の愛犬と猫2匹の動物たち。周囲約7kmの世界で見聞したことを日記風に書いています。


by shin0710s