カテゴリ:仏様( 3 )

お取り越の日々。

本日は、緑川を渡って隣村へお取り越。
お寺から800mくらいのところにある村である。



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仏間に入るとお仏壇がある。
御門徒さんの中でも仏間がある家は少ない。
清々しく居住まいを正したくなるお仏壇である。



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おつとめが終わりお茶をいただ。
「気持ち良い本当に清々しいお仏壇ですね。」
「身が引き締まります」
と言ったところ
「前住職さんが、『お仏壇にはいろいろなものを置かないほうがいいですよ』とおっしゃったので
出来るだけ何も置かないようにしています。」
と話された。
父がお参りをしたときそんなことを言っていたのか思うとなんかうれしい。
また父の言葉をこうして聞くことが出来ることはお参りをすればこそである。


そして次のお宅にお参りに行く。
この辺りは、熊本地震で大きな被害を受けておられる。
あちこちの家が更地になっている。

こちらも地震後あちこちを改修しておられる途中である。
お仏壇も新しく迎えてある。


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おつとめを終え、いろいろなお話を伺う。
昭和三十年代の話に広がっていく。
「とにかく、水をくむことが本当に大変でした」
と話される。
ここから300mほどで緑川がある。
しかし、この村は、高台にあり、水は山水を使っていたそうである。
少し日照りが続くと山水は枯れる。
そうすると水くみにずっと下の井戸まで汲みにいかなければならなかったそうである。
子どもたちにも手伝わさせて水くみをしていたと。
水なしでは私たちの生活は成り立たない。
それは今も昔も同じことである。
当時のことを思い出しながら涙ぐんでおられた。
その話を聞きながら頭の下がる思いであった。


折角なので新しいお仏壇の前に座って頂く。
お二人の姿がとてもいいものであった。


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by shin0710s | 2018-11-18 18:56 | 仏様 | Trackback

鹿里部落へ。

新甲佐町史に「釈迦堂祭り」が記載されている。
「鹿里ムラでは2月15日に釈迦堂祭りを行う。釈迦堂にお釈迦さんが祭られている。
この釈迦堂は「国郡一統誌」に記載があり、江戸時代以前から信仰されていたらしい。
当時鹿里ムラは山の幸に恵まれ豊かであったと想像される。しかし諸々の社会事情の変化によって、立地条件が厳しくなり
ムラから人々が引っ越して行き平成23年度から区長のいない区となった。」

そこで文化財保護委員会で鹿里を訪れることになった。
鹿里は、山中にありずいぶん車でのぼり、そのあとは徒歩で進むしかない。


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徒歩で30分余り。村はずれに着く。
大きな「ケンボナシ」(?)が迎えてくれる。


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道の下には廃屋があり、痛々しい。
住む人のいなくなったムラである。



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ムラの道を進む。


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すっかり倒れてしまった家屋。
紫陽花が咲き始めている。


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紫陽花をめでる人もいない。
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少し前まで人の住んでいた気配が感じられる家屋もある、


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道の少し上に墓地がある。
地震で倒れ、そのままになっている。


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墓地の上に猿田彦大神さんがある。
建立年度不明である。



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その横には板碑であろうか、文字が摩耗していて判読できない。


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その上に今回の調査目的である釈迦堂がある。
お堂は、地震にも耐え、お釈迦様を守っている。


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そのお姿に思わず合掌。


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いつの時代の仏像かは今後の調査を待たなければならない。
またこの保存方法も考える必要がある。

by shin0710s | 2018-05-30 20:40 | 仏様 | Trackback

谷から迫へ。

船津の文化財については知らないことが多い。
そこで今日は「谷」へ。
お堂がある。
こじんまりとしたお堂である。


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お堂の仏様であるが釈迦如来かな?



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印相がかわっているので予想がつかない。

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谷から「迫」に向かう。


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船津観音堂である。
石造馬頭観音が安置してある。
さて、いつ頃作られたのかはっきりしない。
地域の人に尋ねていくしかない。

by shin0710s | 2017-11-01 20:36 | 仏様 | Trackback

ビーグル1匹、ダックス5匹の愛犬と猫2匹の動物たち。周囲約7kmの世界で見聞したことを日記風に書いています。


by shin0710s