カテゴリ:寺( 208 )

お取り越が始まる。

11月の中旬から正法寺のお取り越が始まる。
今日は晴天。
風もなく暖かな陽射しが降り注いでいる。


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9時半からお取り越でお参りをする。
お仏壇が整えられ身が引き締まる思いがする。


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お取り越とは


浄土真宗の門徒の家庭では、昔から1月に本山や旦那寺で行なわれる『報恩講(ほうおんこう)』を取り越し(時期を早めて)勤める習慣がある。
これは在家(ざいけ)報恩講・家庭報恩講と呼ぶ仏事である 。
いつの頃からか宗祖親鸞聖人の御命日(1月16日)より時期を早めてお勤めするために『お取越報恩講』と呼ばれ、
そのうえ「報恩講」を省略して『お取越』と呼ばれるようになってきた。  
真宗門徒にとって『お取越』は家庭における最も重要な法要で、お仏壇のお掃除をしっかり行い最上のお荘厳【お飾り】をしてお勤めをする。
お寺の報恩講には家族そろってお参りし、本堂に座り、法要とお説教を聴聞しお斎をいただくことが門徒としてのたしなみであった。

ということで11月から12月にかけて御門徒のすべての家にお参りをすることになる。

道路わきには馬頭観音様が静かに鎮座しておられる。


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「地震で壊れた家をやっと取り壊し新しく作ることが出来ました」
と話をされる。
新しくなったお座敷に新しくなったお仏壇が置かれている。
心のよりどころとしてお仏壇があることがよくわかる。



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「お仏壇は新しくしたけれど、ご本尊は前のお仏壇の仏様です」
と語られる姿に清々しさを感じる。

家の前にある馬頭観音様についても心を痛めておられる。
「観音様の祭日には回り持ちで座を持っていたんだけど、みな年をとって
外に出てそれも難しくなりました」と。
「この村には、今は牛が一頭折るだけです。昔はそれぞれの家におったとですがね」

お参りを終え帰っていると柿の木に実がなっている。
誰もちぎる人はいないようである。




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静かな里の晩秋であるが、寂しさもまた感じてしまう。


by shin0710s | 2018-11-14 19:56 | | Trackback
鐘楼の鐘の音が響き渡る。


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午前10時、正法寺本堂でおつとめが始まる。
本日は、正法寺永代経法要である。


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おつとめが終わり、住職あいさつ。



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そして講演。
本日は
「西南戦争と甲佐町」
講師は
中嶋敬介先生


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正法寺の裏にある大きな柿の木の実が赤く熟している。
私の小学生のころ祖母が話してくれていたことがある。
それは、この柿は明治十年の役の時、このあたりの家は全部燃えてしまったが、
この柿の木だけは残ったと。

中嶋先生は、郷土史家であり、この西南戦争について詳しく調べておられる。
今日の講演では、その研究成果の一端を分かりやすく話していかれる。



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時にはユーモアを交えながら。


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あっという間の時間であった。もっと詳しく聞きたいとの声も聞こえてきた。


そして昼食。
午後1時から物産・バザー。



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大賑わいである。それぞれに欲しいもの、気に入ったものが売れていく。
野菜や漬物も大人気。


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そして最後は、オークション。
チャリティーである。
二人の掛け合いが面白いし楽しい。


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大きな笑い声が上がる。
そして期待に反した?値段で売れていく。
それもまた楽しい時間である。



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by shin0710s | 2018-10-21 22:03 | | Trackback

初参式の縁に会う。


「天人ともに 仰ぎみる  阿弥陀ほとけの 尊しや」
「らいはいのうた」である。私が最初に覚えた十二礼の意訳お経である。
このお経をあげ始めたのは小学校に入る前?かな。
いつの間にか覚えていた。

今日は、正法寺本堂で『初参式(初参式)』が行われた。
子の初参式に先立って年忌法要が行われ、正信偈をあげる。



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そして、初参式。
初参式とは、生まれた赤ちゃんが初めてお寺参りをすることである。
尊いご縁によって恵まれた新しいいのち。
阿弥陀如来の御前にて、ご家族、また縁ある方々がご一緒に誕生をお祝いし、感謝する法要である。
きょうは、曾祖母、祖母、親、子の四代が集うての法要となる。

住職からのお祝い。お念珠、そして門徒式章が渡される。


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代わりにお母さんが受け取る。


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さて幼子の姿は?


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親子ともどもとてもいい笑顔。


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ご本尊の前に、三人の幼子が並んでいる。
笑顔いっぱいで。


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そしておつとめ。
今日は讃仏偈をみんなでおあげする。


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そしてお焼香。


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おつとめが終わり、住職からのお祝いの言葉。


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初めてお寺にお参りする初参式は、子にとって初めての仏縁であり、同時に親にとっても、
親として生きる出発点となり、子によっていただいた尊い仏縁でもある。
本日は、清々しい秋のひと時、恵まれたいのちを阿弥陀如来さまの前で、
ご家族、またご縁のある方々とそろって喜び合うことが出来たように思う。


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by shin0710s | 2018-09-28 20:26 | | Trackback

法話を聞く。

午後5時、ワン公と散歩に出かける。
秋らしい風が吹いている。



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散歩が本当に気持ちよくなってきた。

今日は、ある法話が耳に残っていたのでそれを転載する。


「年はとりたくないねぇ~」
日々、お参りに伺う中でよく聞くフレーズです。
人間の細胞は20歳を超えたら段々と減っていくそうです。ですから20歳を超えたら、年をとるということは
「今までできたことが、今まで通りにできなくなる」ということです。そりゃ、年をとることは誰もが嫌なはずです。
しかし、和田稠(わだしげし・僧侶)はこう申します。
『老いにも功徳がある。若い時は、あれもしたい、これもしたい、あれもできるはずだとウロウロしている。
しかし、老いることによっていろいろなことを次から次と断念させられていく。
だからこそ、はじめてこれだけは私にとって断念することができないという一番根本の願いがはっきりしてくる。』
年を重ねることによって私が本当にやりたいこと、本当の願いがはっきりしてくることが老いの功徳であると言うのです。

曽我量深(そがりょうじん・僧侶)は、81歳の誕生日の時にこんな挨拶をされました。
『初めて81歳になりました。今までわからなかったことが、わかるような気がしています。』
81歳の誕生日は81年かけなければ迎えることができない、初めて経験する81歳の誕生日です。
もっと言えば、毎日が初めて迎える今日一日であるのです。
そして、81年の歳月をかけたからこそ、わかってくることがあるのではないかと言うのです。
目が見えにくくなったからこそ、見えてくる世界があり、
耳が遠くなったからこそ、聞こえてくる世界がある。
年を重ねたからこそ、感じられる世界があるはずです。


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老いの功徳、病気の功徳、失意の功徳があるはずと言えるのは凄いことである。
不平は言っても、そこに功徳を見出すことはそう簡単にできることではない。

そう思いながらワン公と今日も散歩している。


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by shin0710s | 2018-09-25 20:41 | | Trackback

島原へ。

ちょっと霞んでいるけど今日も晴天。
陽射しは厳しいけど少しずつ秋の気配がある。

今日は、正法寺の幹部会による親睦旅行。
行く先は、海を越え島原半島へ。

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善男善女の正法寺の幹部さんたちである。



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オーシャンアローで船の旅は30分。
島原港に到着である。


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目指すは、CMにも出てきている「みかどホテル」


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まずは玄関でポーズをとる。



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玄関からインフォメーションまで大きな木の根っ子が並んでいる。
樹齢千年を超える木々の根っ子等である。


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何はともあれ、食事。
ランチバイキングをいただく。



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腹ごしらえが終わるとお風呂へ。
そしてみかど劇場へ。

市川ひと丸劇団
1996年(平成8年)、三代目市川ひと丸(現 総大将 二代目南條す丶む)が「劇団むらさき」から独立、旗揚げ。
2017年5月、長男の四代目市川ひと丸が座長襲名、
全国最年少の座長が率いる劇団となる。
「劇団むらさき」からの伝統の芸をより発展させ、
大衆演劇らしいアットホームさを大切に、
気楽に見られて且つ良質の舞台を目指す。


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2017年(平成29年)5月に四代目市川ひと丸を襲名、座長となる。
当時15歳、全国最年少座長であった。

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大衆演劇を見るのは初めてである。
若い人の女形姿はなかなかいいものである。

さて、午後5時半帰途に就く。


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熊本港が見えてきた。みなさん、お疲れさまでした。


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by shin0710s | 2018-09-03 22:15 | | Trackback

正法寺寺子屋法座(5)

正法寺寺子屋法座も5回目。
テーマは「ブッダの『問い』(生苦)に学ぶ」である。
仏典を輪読するというのではなく、ブッダの歩みに私の今の姿を
振り返るとの視点での法座である。

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なので住職が一方的に話をするのではなく、それぞれの人の今生きている姿、今まで生きてきたあゆみ
をちょっと立ち止まって見つめてみようとする形式になっている。


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仏典の語句の理解や背景を学ぶこともあっていいが、まずは今の自分のありようを
振り返っている。
今日は、還暦、古稀を過ぎた参加者である。


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何か答えを見つけるということより、そうか、そんな見方考え方があるのか、からスタートしている。

さて、法座が終わったら、いつものように坊守手作りのおやつの時間である。
これがなかなかのものである。
今日も美味しくいただいた。


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by shin0710s | 2018-08-26 12:06 | | Trackback

日曜日の晨朝勤行。

日曜日。午前8時半。
住職が導師を勤めての晨朝勤行である。
正信念仏偈と御和讃である。


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外陣の天井近くには二河白道の絵が掲げられている。


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わが身の事実に目を向けよ、との呼びかけである。
日々の生活に振り回されている私であるが、本堂に坐すると
否応なくわが姿が見えてくる。



by shin0710s | 2018-08-19 22:38 | | Trackback
夏の納涼の最たるものと言えばやっぱりお化け屋敷。
子どもの集いのビッグイベントはお化け屋敷である。

ところで実際は幽霊屋敷での子どもの姿を撮るのは難しい。
そこで、その舞台裏等を紹介したい。


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正法寺の庫裏を使って幽霊屋敷を作り上げる。

子ども達の足はなかなか進まない。
それどころか入口で入りきらず、泣き出す子も。
高学年の子どもたちは何とか入っていくが、4年生以下は
ブルブルで、固まっている。
和洋折衷のお化けたちである。


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青白い蛍光灯、
エアコンの冷たい風も舞台効果をさらに高める。



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お化けには、住職の伯母さんも特別出演。
大正14年生まれの伯母である。
念入りに化粧?して。



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毎年恒例の特別出演である。
元気な伯母である。
楽しみにしている。


こうして正法寺子どもの集いは、フィナーレを迎える。
来年も予定している。
来てくれるかな。



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by shin0710s | 2018-08-13 14:58 | | Trackback
酷暑の甲佐町へ、台湾からの訪問者。
甲佐町国際交流協会の招きにより中学生と高校生が
本町を訪問。
8月7日から、地元の中学生との交流を図っている。
そして当台湾の中高生と本町の中学生が一緒になって活動をしている。

その活動の一環として正法寺への訪問である。
例によってお寺なのでお勤めから。


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お経は漢文なので十分読み取れるらしい。
台湾は、漢字の国である。

住職のあいさつ。


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本堂は、とにかく熱い。
そこでエアコンの入っている庫裏へ移動し、正法寺の紹介。


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折角の訪問である、少しでも日本の文化を味わってもらうために
茶道教室を行う。


まずは、薄茶のお茶席の作法。



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興味津々である。珍しそうに眺めている生徒たちである。


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次は、実際にお茶をたてて飲む体験を。
まずは、お菓子を食べて…


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そしてお茶をたてる。


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2時間余りの訪問であった。
この暑さである、訪問中病気にならないで楽しんでもらえたらうれしいな。


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by shin0710s | 2018-08-10 16:55 | | Trackback
ソーメン流しでソーメンをつかむことは案外難しい。
子どもにとってはなおさらのこと。
気持ちばかり焦ってなかなかつかむことが出来ない。





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子どもたちの表情がいい。
何事にも真剣?である。




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そして本格的な食事。おにぎりと焼肉かな?


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子どもたちが少し落ち着いたら並行して
大人も食事の時間。


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by shin0710s | 2018-08-10 10:27 | | Trackback

ビーグル1匹、ダックス5匹の愛犬と猫2匹の動物たち。周囲約7kmの世界で見聞したことを日記風に書いています。


by shin0710s