カテゴリ:寺( 230 )

仏前結婚式。

 仏前結婚式とは、新郎・新婦が、尊い仏縁に感謝し、
人生の長い年月を共に手を合わせ、お念仏に生きる家庭を築いていくことを
阿弥陀如来様の前で誓う式である。

6月8日、正法寺本堂で弟住職の次女が結婚式を挙げた。


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式では私が司婚者を勤める。



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司婚者なので導師として登礼盤、降礼盤作法が覚えるのに苦労したものである。


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法話から。


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浩信さん、恵弥さん
ご結婚おめでとうございます。
ご両家の皆様に、こころより お祝い申しあげます。
このたび不思議なご縁によって、お二人が結ばれましたが、
まずこのご縁を大切にして、生かして欲しいと思います。
 浄土真宗では「出会った相手に教えられる」という在り方を大切にしています。
結婚をして相手と向き合うことは、合せ鏡のように自分を見つめ直すことにもつながります。
 親鸞聖人と惠信尼公は、お互いに観音の化身と拝み合って一生を過ごされておられます。
人間ゆえに幾多の欠点を持つ身として自覚しながら、互いに寄り添い、
阿弥陀如来の大悲を仰ぎながら、生活を営んだ姿は、私たちの歩むべき道を示しておられます。

 かって2年生の担任をしていた頃のことです。
「先生、結婚するって、好きだから一緒になるのでしょう。愛しているから結婚するのでしょう?」
「うん、そうだよ」
「パパとママはけんかをするんだよ。」
「なぜ、好きでそして愛し合って結婚したのに,けんかするの?」
子どもたちに答えることが出来ませんでした。
私もよく夫婦喧嘩をしていました。それもちょっとしたことで。
 結婚して一度もけんかしたり、ぶつかり合ったりしたことがない,
そのような夫婦はないでしょうね。
 正しいことのぶつかり合いなのです。私が正しい、俺が正しいといって諍いが起こるのです。
でも私は、思うのです。長年にわたって手塩にかけ、育ててこられた私たちです。
そこには、両家の文化がお二人の血となり肉となっているのです。
結婚することによってカルチャーショックが起こるのは当然のことなのです。
そのカルチャーショックによってお二人の新しい文化が創られるのです。
そしてその文化が生まれてくるだろう子どもたちに伝えれていくのです。
 だからこそぶつかり合いのなかにあっても、拝みあえる夫婦であってほしいと思うものです。
 南無阿弥陀仏に出会うことで この私は転換され見えないものが 少しづつ見えてくる 
感じられないことが感じられてくる。
当たり前のものが当たり前ではなくなり有難く感じられてくる。
そうした智慧を、新しい価値観を与えられていただくのです。
 そこにこそ拝みあう夫婦があると思うのです。

 本日正法寺仏前での結婚式を挙げられた尊いご縁を大切にし、喜び多い、
心豊かな毎日をお過ごしいただくよう、切に望み、お祝いの言葉といたします。
 本日は 誠に おめでとうございました。



場所を移動しての披露宴を一枚。


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新婦が学校の先生なので、子どもたちからのお祝いビデオレターが届く。
子どもたちの姿が披露宴にあるとにぎやかでいいものである。



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結婚式そして披露宴と今日の日に備えて多くの時間を費やしてきた。
喜びとともに一抹の寂しさもあるのだろう。

そしてこの新夫婦も将来同じ思いを味わうことになるにちがいない。
それが子供を育て上げるということなのかもしれない。

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by shin0710s | 2019-06-09 12:22 | | Trackback

正法寺本堂で。

今日は、姪の結婚式。
正法寺本堂で仏式による結婚式が行われた。

司婚者としての任があったので、カメラが使えない。
一枚だけその様子を。


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by shin0710s | 2019-06-08 22:11 | | Trackback

うろ爺になったかも。

気温28度。
外をうろつくには暑すぎる。
少し歩くだけで、汗が出てくる。
ワン公が散歩を待っているけど、この暑さである。
午後4時半を過ぎての散歩になる。

その間、カメラを抱えてうろうろと「さるく」ことになる。
菖蒲のさきがけとなる花かな?



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黄色と紫が多いような気がする。




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さらに「さるく」。




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黒い穂先が懐かしい。
小学校時代よく見ていた小麦の穂先である。


タンポポと菫。
道の端にひっそりと咲いている。



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何か得した気分である。

by shin0710s | 2019-04-22 15:58 | | Trackback

倶会一処の思いで。

本日は、正法寺の納骨堂組合総会並びに追弔会の日である。
暖かな春の陽射しが、正法寺の本堂そして境内に降り注ぐ。

開会は10時であるが、三々五々皆さんが集まってこられる。

追弔会の前に、いつもきれいにはなっているが、改めてそれぞれの納骨堂壇の掃除を
されている。


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午前10時。
本堂でおつとめ。


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その後納骨堂に移動。



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そこで改めてお勤めをする。



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その後、納骨堂組合の総会である。
決算、予算案を審議し、承認となる。


また規約の改正等も審議し、承認される。

これらの総会も、それぞれにしっかり検討し、より良い方向に進まなければならないだろう。
ただ、正法寺納骨堂へ集う方々の倶会一処の思いが込められての総会となっている。
それは、倶会一処は、
“お念仏申すものたちは、浄土にて必ずまた会うことができる”
と聞かせてもらっているからである。


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by shin0710s | 2019-04-13 19:59 | | Trackback

正法寺の佛教婦人会。

三月三日は、正法寺の仏教婦人会追弔会である。
午前10時。
喚鐘の合図で始まる。

次期住職である新発意の導師によるお勤め。
昨年度の物故者の親族による焼香が
お勤めの間に行われる。




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おつとめが終わり、総会が始まる。
仏婦会長さんのあいさつ。



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住職のあいさつ。



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会計報告、監査報告そして承認と進んでいく。
無事総会が終わる。
例年であるなら、この後は、お説教になるところであるが
今年は、身近なお仏壇の荘厳そして合掌等の意味そしてより正しい
姿勢についての講演(演劇?)になった。

出演者は、寺族の4人。
母親の7回忌を例にとって、お仏壇の在り方等を演じた。

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「お仏壇の中はどうなっていますか?」
「必要なもの、必要でないものはどれでしょう。」
の語り掛けで皆さんと一緒に考えていくものである。
お坊さんも参加。


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「これは必要でないですね」
間違った姿、神妙に聞いている姿に皆さん笑い声をあげながら見ておられる。


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私も、隣村の「やかまし者の村長さん?」になって出演。


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お仏壇の前に座ると、rリンを
カンカンカンと叩いて
そして頭の上に手を合わせ合掌。
お参りするのである。
これまた大爆笑となった。

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そこで、リンを鳴らすということ、合掌をするということ。
その意味、その姿を皆さんに考えてもらい、正しい所作を伝える。


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人前で演じることに快感を覚えそうである。
田舎芝居になるかもしれないが。

この後婦人会役員の皆さんによる手作りのお斎となる。
雨の日であったが境内には沈丁花の香りが漂っている。
春の暖かい雨であった。



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by shin0710s | 2019-03-03 17:26 | | Trackback

正法寺寺子屋講座(6)

今年最初の寺子屋講座である。
本日は、「いのちを考える」のテーマで住職の法話でスタート。
重たいテーマである。
参加者それぞれが子育てを終え、老いを迎えている。

臓器移植を切り口にして、いのちはだれのものかとの問いかけ。



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時には庭を眺めながら、息抜きをしつつ自分自身に
問いかける時間である。




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答えが見つかるというものでもない。
それでもかけがえのない大事な時間になったのではないだろうか。


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by shin0710s | 2019-02-23 20:32 | | Trackback

世間虚仮 唯仏是眞

浄土真宗の寺院では七高僧のお軸と並んで聖徳太子のお軸が掲げられている。
正法寺の本堂にも聖徳太子像が掲げられている。



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用明天皇の病に際し衣帯を解くことなく、柄香炉を執って病の回復を願ったと伝えられるお姿である。
聖徳太子の絵像に讃が書かれている。

  吾為利生出彼
  衡山入此日域 
  降伏守屋之邪見 
  終顕仏法之威徳


「われ利生のために、かの衡山を出でこの日域に入る。守屋の邪見を降伏し、ついに仏法の威徳を顕わさん」
と記されている。

聖徳太子が、袈裟を着けて柄香炉を持たれているご絵像であるが、
これは「孝養の像」と言われている。
「孝養の像」には他の説もだとあるが、
本願寺系統では、守屋降伏の像、物部守屋を討ち滅ぼした時の像だとなっている。


親鸞聖人の
建長七年に親鸞聖人が詠まれている比較的早い時期の聖徳太子の「和讃」であるが、そこに、
 仏法興隆せしめつゝ
 有情利益のためにとて
 かの衝山よりいでゞ
 かの日域にいりたふ
 
 守屋の邪見を降伏して
 仏法の威徳をあらわせり
 いまに教法ひろまりて
 安養の往生さかりなり
   (『皇太子聖徳奉讃』)



中国の天台山の恵思禅師という方は、非常に破邪顕正ということを盛んにされた禅師である。
その恵思禅師が、衆生を利益する為に中国の衝山、天台山から出て、
この日域に現れられ聖徳太子になられた。
仏教を排斥する物部守屋を降伏して
仏法を日本の国に顕らかにされた。
というご和讃である。

約300年ほど前に本願寺から授与された聖徳太子像であるが
16歳の時のお姿であると伝えられている。

画讃がとても強い言葉になっている。
それに対して聖徳太子像は優しい少年の像である。
そのギャップが気にかかる。



by shin0710s | 2019-01-31 13:04 | | Trackback
本堂前の白梅がやっとほころび始めた。
境内の他の紅白の梅はずいぶん咲いているのだが、季節を待つかのように
少しずつ花が咲き始めている。


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本日は、眞月叔父の13回忌である。
正法寺の寺族が集まり、父の兄である釈眞月師の法要
をつとめる。



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住職が導師を勤め、叔父の姿や言葉を思い出しながら読経をする。


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私の父は厳しさが顔に現れていたが、叔父は柔和な笑顔をいつも浮かべたおられた。
お説教も春の暖かさを感じるような語り口であった。

8人兄弟の長兄であった。
そして今日は、7番目の伯母がお参りをされている。
伯母も今年は94歳になられる。


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叔父からみると甥や姪であるが、高齢者の仲間入りをしている。



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おつとめを終え、住職の法話。



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それぞれに叔父の生前の言動を思い浮かべながら
生死出べき道を確かめる法要となったように思う。


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今日は、風は冷たいものの春の陽射しである。
蓮華ちゃんの笑顔がいい。
春だね。


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by shin0710s | 2019-01-27 20:02 | | Trackback

飯田山常楽寺へ。

少しずつ身体を整えなければ。
そう思って今日は、益城町の常楽寺へ。
もちろんお供は昨日に引き続いてジャスミン。
山頂まで1時間コースである。。

10時50分出発。
一丁ごとに仏様が迎えてくれる。
まずは不動明王さま。





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常楽寺までは石仏が一丁(約109m)ごとに並んでおり、
次の石仏を楽しみにしながら登る。






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本堂まであと100Mほど。




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山門(仁王門)への石段は「乱れ積法」という珍しい作りである。




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阿吽の仁王様が迎えてくれる。



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常楽寺は、飯田山の八合目に位置する天台宗寺院。
平安時代末期(1140~1150年頃)に比叡山第47代座主忠尋の高弟である
真俊により開基された説、敏達天皇12年に日羅上人が
百済から千手観音と九重の塔を持ち渡って開基したなど諸説ある。
盛時は36の僧坊に300名近くの僧侶が修行に励んでいたが、
次第に荒廃していった。寛永4(1627)年に円斉豪澄により
再興の発願がおこなわれ、観音堂の原形が形成された。

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本尊は十一面千手観音で脇侍に不動明王と毘沙門を祀る三尊形式をとっている。




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常楽寺は天台・真言・浄土宗に禅宗を加えた四宗の学問と
修行道場としての性格を持つ寺院であったと考えられ、
後に天皇家の菩提寺となる京都泉涌寺を開基した僧「俊芿」を輩出している。

境内をしばらく散策。


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そして山頂を目指す。
ここから急な上り坂である。
汗が噴き出す。


白山神社到着。



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11時50分、飯田山山頂に到着。
ジャスミン、よく頑張ったね。



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by shin0710s | 2019-01-24 18:43 | | Trackback

御正忌報恩講二日目。

正法寺の御正忌報恩講も二日目。
私の子どもの頃は一週間にわたっての法要であった。
時代の流れの中で参拝者が少なくなり二日間で十分な長さとなっている。

さて本日は気持ちのいい晴天の日となる。


鐘楼の仏教旗が青空によく映る。



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本堂も明るく輝いている。



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午前10時、法要が始まる。


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御門徒の皆さんも正信偈のお勤めをする。
本堂にお経の声が響き渡る。


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今年は私がお話をする。
約1時間余り。
人前でお話をするのは難しい。
長年教職についていたとは言うものの
法話と授業では全然違う。

そのあとお斎の時間となる。
正法寺のお斎は近郷近在の人々に美味しいといわれている精進料理である。


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本当においしい。
是非皆さんもお参りください。
そしてこの精進料理を味わってください。



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by shin0710s | 2019-01-14 18:52 | | Trackback

ダックス5匹の愛犬と猫2匹の動物たち。周囲約7kmの世界で見聞したことを日記風に書いています。


by shin0710s