カテゴリ:寺( 228 )

除夜会

12月31日は除夜会(じょやえ)。
正法寺では、午後11時15分から本堂で「讃仏偈」のお勤め。



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11時30分から境内の鐘楼で、
参詣下さった方がそれぞれに「除夜の鐘」を撞く。
今年も小学生からお年寄りまで、焚火で体を温めながら
鐘を撞いてもらう。


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深夜の大気が非常に澄んでいるこの時間帯だからこそであろうか、
鐘の音が
四方に広がっていく。




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除夜の鐘を撞き、本堂で暖かなぜんざい等を食べながら
1年を振り返りつつ語り合う。



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年があらたまるその節目をきっかけとして、
「ゆく年くる年」を思うなかに、
いつもとは違った心持ちになる。

by shin0710s | 2019-01-01 13:40 | | Trackback

釈眞晃師の祥月命日。

今日は正法寺前住職である願行院釋眞晃の祥月命日である。
大正6年生まれである。


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平成10年12月25日に浄土に往生する。
ちょうど20年目になる。



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兄妹そして伯母、従妹それに新発意家族が集まり、
午後6時半より法要を行う。



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今年は、12名の参加となる。



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伯母も参加してくれる。93歳になる。



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私の兄弟は、平均年齢が65歳くらいかな。
父が亡くなった日は、12月25日。
その日はお取り越でお参り中であった。
入院して弱っていたので覚悟はしていたが。
それでも父のいのちが終わることを通して私のいのちを問うことになった。

春暮れて後、夏になり、夏果てて、秋の来るにはあらず。春はやがて夏の気を催し、夏より既に秋は通ひ、秋は即ち寒くなり、
十月は小春の天気、草も青くなり、梅も蕾みぬ。木の葉の落つるも、先づ落ちて芽ぐむにはあらず、下より萌しつはるに堪へずして落つるなり。
迎ふる気、下に設けたる故に、待ちとる序甚だ速し。
生・老・病・死の移り来る事、また、これに過ぎたり。
四季は、なほ、定まれる序あり。
死期は序を待たず。
死は、前よりしも来らず。
かねて後に迫れり。
人皆死ある事を知りて、待つことしかも急ならざるに、
覚えずして来る。
沖の干潟遥かなれども、磯より潮の満つるが如し。
(徒然草155段)

住職が法話を行う。
それぞれに自分の今と重ねながら法話を味わう。


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弟住職の小さい頃を思い出す。
父が自転車に弟を乗せて遊ばせていた。
60年ほど昔のことである。
遺影の写真に似ていく私である。
鏡に映る姿に父の姿を見る。


…こうして振り返ってみると、私は父親から実に様々なものを相続しているらしい
若いころは、その相続しているものに反発したこともあった。しきりに言われていた
「絆(きずな)」とは私たちの世代にとっては切り離すべき重い鎖のように感じれれていたのである。
しかし、あえて絆ぞ求めることはない。切っても切れないのが、絆というものなのだから。(五木寛之)



庫裏に移動し、会食。
お寺の現状そして、お寺のありよう、次々に話題が広がる。
それぞれが今の自分の姿を顧みながら、私はどうあるべきかの問いが出てくる。

でも幼子の姿が座に笑いをもたらす。


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厳しい意見もあり、楽しい話題もある。
こうして暮れの日々を送っていく。



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両親から相続したものをこの幼子たちに伝えていく.

そのことをお互いに問うているのかもしれない。


by shin0710s | 2018-12-26 16:39 | | Trackback

おみがきの日。

12月らしい寒さ厳しい朝。
霜が降りて真っ白になっている。
今日は、おみがきの日。

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元旦、そして報恩講の時期になると、「おみがき」が行われる。
一年間仏具を荘厳しておくと、「すす」「さび」「油」などがこびりついてくる。
徐々に汚れていくので、普段あまりその汚れを意識することはない。
おみがきをしたあと、金色に光り輝く仏具を見て、
「あー、汚れていたんだな」と気づくという有さまである。



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さて、寺族で仏具等の掃除を始める。



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今年は、脚立を使って数年にわたって積んだ
ホコリを落とす。
来年はご本尊のお室の屋根も掃除がしたい?



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仏具を磨いていく。



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鐘も磨ききれいにする。


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さて、内陣、外陣の掃除は別の日に行う。
元旦までには間に合わせるので近いうちに大掃除になる。

by shin0710s | 2018-12-25 16:14 | | Trackback

月曜日の朝。

午前8時半。
正法寺、朝の勤行である。

今朝は、霧が少しかかっている。



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勤行一番乗りは?


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ルランである。
毎朝、お勤めに参加?している。




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内陣が少し変わった、と住職が言う。
どこが?



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説明されればなるほどと思う。
ちょっと気づかないだろうな、誰もが。


by shin0710s | 2018-12-24 19:36 | | Trackback
終日の雨。
今日はチョコ太が部屋に来ている。
大きくなりすぎたチョコ太。

僕、ここにいたいんだけど、いいですか?


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わかったよ、部屋を荒らさないならここにいていいよ。
ブログの更新が終わるまでだよ。


本吉山清水寺への道⑶

三重塔に面して小さなお堂がある。


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お堂の横には絵馬が掛けてある。



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本吉山、清水寺の開祖 最澄の弟子の慈覚大師(円仁)は、唐より帰朝の 時嘉祥元年(848年)に世の子供達が健全に育つようにとの願いをこめて、 観音像を彫刻し、お堂を建築し供養されたと伝えられる。お乳が出るようにと母親の願いを一心に集める観音さまである。お願いの時乳房の形どったものを奉納しこの観音さまにお参りする人が多いのも母親の慈愛ゆえ。お乳が出るようになった祈願成就のお礼に、絵馬や千羽鶴を奉納する風習も残っている。乳父観音と乳母観音を用いる書があるが、清水寺の説明では、母(乳)と父の両親に見守られ子供が無事成長することをを祈る観音さまで 「乳父観音」の字が正しく、古来から使用されたそうです。


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大正時代の古い絵馬である。

わが子の健やかな成長を願う姿である。



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そして観音様を守るかのようなお地蔵様である。

黄色のつわぶきの花が苔むしたお地蔵様に捧げてあるかのようである。



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まだ、散歩じゃないですか?
早く行きたいなあ。



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by shin0710s | 2018-11-28 19:06 | | Trackback

退屈でたまらないです。

ジャスミンが見つめている。
すっかり退屈している。
散歩に出かけたいようである。
ちょっと待て、ジャスミン。
Blogを投稿してからだよ。




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大吉山清水寺への道3である。


山門からの石段を上ると、阿弥陀堂と清水寺。
まずは阿弥陀堂に。
阿弥陀如来に合掌。




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そして清水寺へ。

平安時代の延暦23年(804年)7月垣武天皇の命により38才の最澄は遣唐使として唐で天台学を学んだ。
最澄は帰国した翌年の大同元年(806年)に本吉山清水寺(本吉普門院清水寺)を創建したと伝えられている。

伝教大師(最澄)作の本尊、千手観音が安置されている。
古来より、安産、子授け、縁結びの祈りが絶えない。

「よがんのん、あさがんのん」は本尊開帳の大祭である。
8月9日はら10日の朝にかけて大護摩祈祷が行われ、この日にお参詣ですると四万六千日お参りした功徳があるといわれ、

多くの参拝者が訪れる。




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内陣には、千手観音菩薩。





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本堂の彫刻がこれまた美しい。





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今回の清水寺参詣は、たっぷり時間をかけて遺跡、旧跡を回ることが出来ている。
まして錦秋の季節である。
紅葉を味わわなければ。


by shin0710s | 2018-11-27 20:38 | | Trackback

大吉山清水寺への道⑵

清水寺への参道をさらに歩く。
仁王門が見えてくる。



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阿吽の仁王様は暗くて残念ながらよく見えない。

延享3年(1746年)、藩主藩民の寄進によって建立された。
右の仁王像は口を大きく開け「阿」を表しすべてのものの発生、根源を意味し、
左の像は口を結んで「吽(うん)」を表しすべてのものの帰着を意味する。
寺院浄域の入口にあり仏法を守護する役目を持つ「金剛力士」の像を安置した門で、仁王像の高さは、約2,4米ある。
仁王像は大力を授けるということから身体強健を祈って大きな草鞋を奉納し、又その草履に触れると脚が強くなるといわれている。


仁王門の前には清水寺と記された鳥居がある。




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鳥居と言えばつい神社を思うけれど
神仏習合の時代からの名残としてお寺に鳥居が残っている。




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更に石段を上ると山門(三門)が見えてくる。
見上げるばかりの山門である。



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この山門は延享2年(1745年)年柳川六代藩主立花貞則が願主となり京都の大工高田蕃蒸(ばんしょう)
に命じて建立されたものである。山門は三門というのが本当で、木造入母屋二層、階上階下とも36,3㎡、高さ10,8mである。
当時の建築技術の粋を集めて作られ、階上の内部は見事な作りで、文殊菩薩、釈迦如来、四天王などが祀られている。
建築当初は傾いていたが、木材の乾燥とともに垂直になったと伝えられている。造営当時は桧皮(ひのきかわ)
葺きであったものが現在では銅板に葺き替えられている。昭和36年県指定重要文化財。



彫刻も素晴らしい。
山門と紅葉の対比が面白く、美しい。





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山門をくぐり参道を登っていく。





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これが見たかった。





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山門と紅葉に調和のとれた素晴らしい姿である。

by shin0710s | 2018-11-26 18:50 | | Trackback
本坊庭園から清水寺への参道を歩く。
参道は樹木に覆われて陽射しはいらない。

しばらく歩くと千躰仏堂へ。


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柳川藩主田中吉政の家来、林五郎左衛門の娘、操(みさお)は婿養子の婚約者幾之助が宮川右内に船小屋で鉄砲で殺されたのを知り敵討ちを決断16才の時である。

家を出て10年目元和7年(1621)四国の徳島で宮川右内を探しやっと亡き夫の仇を取った。仇を取ったのち柳川に帰り信仰のあった観音堂のある清水の中腹に称名庵を作り住みつき両者の霊を慰めるために千体仏を刻んだ。


お堂の前には石仏が並んでいる。

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風雪に耐えた尊顔である。



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更に上ると羅漢様。



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釈迦の弟子500人の「自覚」への道を志す修行僧たちの像、それが五百羅漢である。
文化文政(1804年)の頃から大正年間にかけて奉納。

いつの頃からか、心ない者により首がことごとく落とされ「首なし地蔵」と呼ばれていたが、最近になって誰かの手で再び首がつけられ、新しい羅漢の復活となっている。

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by shin0710s | 2018-11-25 10:11 | | Trackback

正法寺、おみがきの日

11月24日。今年一番の冷え込み。
一面霜で真っ白になっている。
午前9時、御門徒の皆さんが三々五々に集まってこられる。
今日は正法寺のおみがきの日である。
まずは、本堂でお参りをする。
住職のあいさつ。


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そして庫裏・本堂と境内に分かれておみがき(清掃活動)が始まる。
手際よく屋内の掃除が進む。
境内では、植木の剪定。


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境内には昨年から多くの木々が新たな枝を広げている。




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お寺にお参りをされた方々を気持ちよく迎えるために
自分の家と同じように掃除をしていかれる。




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庫裏そして本堂の掃除が終われば外に出て草取り活動。




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総総代さんそして総代さん方を中心にしておみがき(環境整備)が進む。

お寺の中心としての総総代さんである。




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裏庭の槙の剪定にも目を配られている。



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午前11時半。おみがき終了。
一仕事を終えた顔が美しい。






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みんな笑顔で勢ぞろい。




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そして、庫裏で手作りの昼食。



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皆さんのお寺である正法寺がきれいになりました。




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by shin0710s | 2018-11-24 15:11 | | Trackback

本坊庭園から清水寺へ。

今年も少し遅れたかなと思いつつ清水寺へ。
まずは本坊庭園へ。
境内には色とりどりの鮮やかな紅葉が広がっている。
ここは、新緑と紅葉の頃はことのほか美しい。
本坊前には大きな銀杏樹があり、紅葉時期には黄色のジュウタンで敷きつめられる。


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案内には

本坊庭園は室町時代の作で、作者は雪舟(1420年~1506年)であろうといわれている。
東南北に山を囲らし心字の池を中心とする庭石の配置、植込み、池にそそぐ暖、急の滝など、自然と人工の美が溶け合い、

春夏秋冬いつ訪れても飽きない名園である。

特に正面の愛宕山からのぼる中秋の名月はすばらしく、その月が心字池の写るように工夫された借景式の泉水庭である。


本坊に入り、まずはご本尊に合掌。大日如来様であろうか。


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本日は祝日で多くの人が雪舟作と言われる庭園に見入っている。


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今日はたっぷり時間もあるので清水寺までゆっくりと登っていくことにしよう。


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by shin0710s | 2018-11-23 18:37 | | Trackback

ダックス5匹の愛犬と猫2匹の動物たち。周囲約7kmの世界で見聞したことを日記風に書いています。


by shin0710s